らいむぐりーん さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
青春とは嘘であり、悪である.....こいつなに言ってんだ?
「青春を楽しむ愚か者どもよ...砕け散れ」
第1話「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」の冒頭
いきなりこんなネガティブ斜め下野郎のナレーションから入ります。
....なんだこいつ...?(;´Д`)ずいぶんヒネくれてんなーw
>部員は一人、その名は「奉仕部」部員=雪ノ下雪乃 CV-早見沙織
ひねくれ者で他人に干渉されるのを毛嫌う主人公 比企谷 八幡(ひきがや はちまん) CV- 江口拓也 は
生活指導のドS先生から(平塚 静 CV - 柚木涼香)
「この腐った目と同様、根性も腐っている。そのせいでいつも孤独で哀れむべきヤツだ」と、
なんとも可哀想なプレゼン付きで「奉仕部」に入部させられる。
おいおいおーい。
歯に衣着せぬとかいうレベルを超えとるね...w
>渡航さん原作のライトノベルから派生した本作。
残念な感性と、理屈に偏った頭でっかち主人公が展開するストーリー。
見方を加えると {netabare} 「人付き合いの本質」にスポットを当てた起伏が多々あって
誰もが感じたことがある「もどかしさ」を丁寧に描写しとるなーと。
「あーわかるかもー」と、つい声が出るような( 一一)
人間関係で疲れて、火照った頭を冷やすのに最適な作品という印象{/netabare}
そういう意味で、共感できるシーンが多く目立ちましたね。
なんのメッセージ性もない空っぽラブコメではありません(´・ω・`)
ひねくれ者視点でストーリー進行するからまた良い。
>八幡の提唱するリア充固有スキル「THE ZONE」って....(。-∀-)
第四話「つまり、彼は友達が少ない。」にて...ってなんかどっかで聞いたようなタイトル。
(えっ?なんだって?)
ま-そんなことは置いといて、
第四話で {netabare} 葉山 隼人(はやま はやと)CV-近藤隆 の真にリアルが充実してるっぷりを見て
「出た。THE ZONE.....」とボヤくとこありますよね。
八幡曰く、最大の特徴は
場を整えることができ、カリスマ性を備えたいい人が持つ独特の空気感という。
これって、社会を生きていく上で至極大事なことだと思います(/・ω・)/リーダーシップ
学校で必ず教えてもらえる様なものでもないし、ポジティブ思考でないと持ちえないものですよね。
グチグチ五月蠅いヤツには、似たものしか集まって来んですし、
先人の言葉で「類は友を呼ぶ」にどことなく付随しますよね。
またアニメに教わった。もう教材にすりゃいいのに....道徳の時間あたりの。
(道徳の時間、みなさん何してました?うちはNHK教育テレビ鑑賞の時間でした。){/netabare}
>由比ヶ浜 結衣(ゆいがはま ゆい)-東山奈央 は空気読むだけが取り柄なんやない!
自分のことより他人の事や、その場の空気を優先してしまうもう一人のヒロイン。
.....ぶっちゃけ損するタイプの性格ですよね。間違いなく(/ω\)
日本人は、ハングリーにいつも自己主張ができる人のほうが、少ないって言われてます。
(誰が調べたんか?俺んとこ調査来とらんよ。まあいいw)
ツンの雪ノ下雪乃とはまるで対極にある性格なんで、非常に分かりやすいです。
テンプレハーレムのような、似たキャラ祭りにならないので評価点。
2期へとまだまだストーリーは続きます|д゚)
千葉県が聖地となっている本作なので
作中のいたるとこに「千葉愛」がちりばめられているのは
原作者が千葉県出身だからだとか。
千葉ロッテマリーンズとコラボした「俺ガイルグッズ」もあるみたいなので
野球好きの方は探してみては?
(福岡そんなのないなー関東と比べてアニメ力が過疎ってるから....残念)