「GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール](TVアニメ動画)」

総合得点
84.4
感想・評価
1145
棚に入れた
7515
ランキング
291
★★★★☆ 3.8 (1145)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.9

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にゃんにゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

頑是ない歌

どこにでもいる普通の女の子たち。

恋心を抱いたり、そして嫉妬したり。
友達と仲良くしゃべってたり、無為な時間を過ごしたり…
プレゼントをもらってはにかむその顔からは、想像もつかないだろう。
その手に肌身離さず持つバイオリンケースの中には、電動ガンが仕込まれていることなんて…


テロ対策のため作られた、イタリア政府直属の組織「社会福祉公社」。
余命いくばくも無い少女を集め、体を改造し、心を操る。
そうして造られたのが彼女たち。
そう、彼女らは犯罪と立ち向かうべく“造られた”人間兵器。
洗脳により、担当官を主人と崇め、その指示により淡々と殺人を遂行する。

様々な事件を通し、彼女たちとその担当官とのふれあいを描いた物語。
両者の間に生まれる感情は、偽物か、それとも本物なのか…



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幸せの形はひとそれぞれ。

彼女らを象徴する言葉。義体化、洗脳、そして短い命…数え上げればきりがない。
人の同情をかう言葉ばかりが並ぶが、そこに彼女らの本質は存在しない。

大好きな担当官とデートしたり、友達と流星群を見に行ったり…
そこにこそ彼女らの本質があり、そして幸せの形に違いない。

たとえそれが洗脳で作られた感情であっても、
その場その場で、想う気持ちには嘘はない。

だからこそ、担当官にそっぽを向かれて悲しむことはあっても、
義体化されたことを悲しむ子はいない。

彼女らを差別してはいけない。
ヘンリエッタは幸せだったろうし、
エルザは不幸だっただろう。

投稿 : 2011/12/25
閲覧 : 342
サンキュー:

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