valkyrie さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
超地味な超能力アニメ
現代の魔女狩りアニメ。
一言で表現するとこの文言になります。
あるいは
とあるシリーズをものすごーく地味にしたアニメ
といった方が伝わるかもしれません。
自分達が持たない特殊能力を持つ人たちに嫉妬し、あるいは恐怖する。
神の代理の名の元に悪魔以上の所業を行い、自身より優れた種を徹底して排除しようとするヒト。
ヒトは特殊能力者たちを過去には魔女と、この作品内ではウイッチと呼称して排除していく。
こういう背景の中、狩る者側であったヒロインが、狩られる者側となってしまう。
そんなストーリーです。
では、全編を通して。
全26話。
10話までは、1話完結形式で進みます。
11話にて初めて次回以降も継続する描写が見られ、12話にて物語は大きな転換を迎えます。
まずはそこまで耐えれるかどうか。
物語全体を通してもホント地味なんですが、10話まではほんと毎回同じことの繰り返しなんですよね。
ただ、これらが主要メンバーの平和な日常なのです。
本作品のヒロインであるロビンがウイッチ捕獲部隊の日本支部となるSTN-Jに派遣され、毎回発生する怪異な事件に部隊の一員として自身の持つチカラを用いて捕獲に貢献していきます。
これが11話まで続いた後、11話に登場した魔女により、自身のアイデンティティを問う流れになっていきます。
そして、ロビン自身が狩られる側のウイッチとされてしまい、狙われる立場となります。
それに加えて、後半は組織間の抗争も絡んできます。
まぁ、温い抗争ですが・・・。
最終的には主要メンバーは前半で描く日常を取り戻し、この話からすると決して存在が許されないロビンまでも、という〆方になんだかなーと思うところもあります。
オープニングは個人的にかなり気にいったので、最後まで見れたってのがあります。
オープニング自体もホント地味なんですけどね(-ェ-)フ・・・
ロビンの表情がよかったなーと。
また、Flashアニメーションぽいエフェクトには思わず苦笑いがw
まぁ、なんとなく惰性で見てしまう、そんな魅力はどうやらあるようです。
おしまい。