天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私的アニメ感想簿64
レディ・ジョージィ・・・レディ・じょうじ・・・じょう、じじょう、じょうじ、じょうじょう・・・そうか、レディ・ジョージィってゴキブリだったんだ(違)
レディ・ジョージィファンの方スイマセン、いや、そのテラフォーマーズ観てたもんで(汗)
キャンディ・キャンディで有名ないがらしゆみこのマンガのアニメ化なんですけど、キャンディ・キャンディと同じくいがらしゆみこが原作者と版権問題で決裂したため、しばらく再放送やマンガが再版されなかった問題作でもあります。
現在はキャンディ・キャンディと違い、大丈夫になってますが、いがらしさんて漫画家としての才能はあるんですけど、色々と問題を起こしますね。
で、このアニメですが、血の繋がってないアベルとアーサーを兄に持つジョージィが、オーストラリア総督の孫であるロエルにキスされた事をキッカケに家庭崩壊する話です(おいおい)
じゃなくて、キスされた事をきっかけに、兄達が秘めていたジョージィへの想いをぶちまけ、ケンかになってしまい、母がジョージィに向かって流刑囚の子と罵り、実の子供ではない事を知ってしまうんですよね。
それでジョージィは実の親を探しにオーストラリアからイギリスに旅立ち、それを追って2人の兄もイギリスに向かう事になります。
(って、あれ?やっぱり家庭崩壊のような)
イギリスに渡ったジョージィはロエルと駆け落ちするものの、ロエルは病気になり、お金もないため次第に現実に押しつぶされていく過程がなんとも暗かったですね。
結局、ロエルは婚約者であるエリーズの元に帰り、ジョージィは2人の兄とともにオーストラリアに帰るラストとなります。
原作では、幽閉された兄のアベルと結ばれ、子供ができるものの、アベルは結局処刑されてしまう訳で、そういう意味では原作と違い、ハッピーエンド的な終わり方でしたね。
でもラスト近くのタイトルが「大切な腕輪を売るジョージィ」「ロエルのために必死に働くジョージィ」「さよなら愛しいロエル」とか、そのまんまのタイトルでしたね(う~ん)
オープニングは歌もそうですが、作画が素晴らしいですね(本編は・・・)
エンディングはいがらしゆみこの絵をバックに歌が流れるもので、途中から明るくなる感じも良かったです。
歌ってるのは主役を演じた山本百合子で、デビュー作の「ハロー!サンディベル」では無理だったですけど無事リベンジを果たしたってとこですかね。