えたんだーる さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
読めないタイトル(笑)
『地球へ』は「テラへ」と読みます。「地球と書いてテラと読む」。なんか「本気と書いてマジと読む」みたいになっちゃいましたが…。
原作は巨匠、竹宮恵子大先生のマンガで今は亡き『マンガ少年』という月刊誌に連載されておりました。未来のお話で、超能力者(作中でミュウと呼ばれる人類の変異種)や人類を良き調和に導く(?)マザー・コンピューターが登場するガチSF。
古典SFも読むようなSFファンならご覧になってみてください、くらいの推薦度。(個人的には、かなり好きですがそれは原作の力が大きい。)
一度アニメ映画化されてますので「リメイク作品」扱いですが、映画とテレビシリーズの尺の違いや制作年代の差などにより、本作にはいくつかアニメオリジナルな要素も入っています。
メカデザインも原作はオウム貝をモチーフにしたミュウの宇宙船などの奇抜なものでしたが、本作ではそれらはスッパリと捨て去られています。
ただ、大きなストーリーの改変はなくほぼ原作通りのエンディングを迎えますので、ご安心を。
…原作マンガに影響されて、イヤー・マフを着けて「ソルジャー・ブルーごっこ」をしていた小学校時代は黒歴史ですね。