らいむぐりーん さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

きっと主人公はわざと...だ。そうに違いない。やないと説明つかんくね？

ダークファンタジーです。極黒っていうくらいなんで。
「ブリュンヒルデ」とは、とある北欧神話に出てくる人物（女性らしい）
「極黒のブリュンヒルデ」.....！！
(´･ω･｀).....タイトルから何か臭ってきませんか？
そう。それです。
ばりばりの厨二病感！(;^ω^)どんだけ黒いんだよ。
当方はそんな勝手な印象で、しばらく敬遠していた作品です。
なにせ今まで、漆黒の闇やら、相手を服従させる瞳やら欲しいと思った過去がありませんから。


だがしかし！！（ホタルやないよ）
かつて全米で大人気だったエログロの名作「エルフェンリート」と同じ作者
「岡本倫」と知ってからは、視聴するまで時間はかかりませんでした。
１話を見てみると、
厨二とは程遠いものでした。ただ登場キャラが高二でした。
うん、だったらいいやん♪続き見てみよう( ´･ω･)
序盤は、本作の不気味な雰囲気通り、設定と伏線のばらまき。
シリアスと評される意味も理解できる。
人間なのか魔法使いなのか？
首の後ろのポッチはなに？
３つのボタンの意味は？
他に魔法使いはいるのか？
微グロというか美グロ？
俺ちゃんかしこい系の主人公かよ。
観ていくうちに、
「けっこーバタバタ死んでいくんだろうなー」
と、誰もがカンタンに予想できそうな演出が多々（グロ）

ＯＰは、珍しくリリックがありません。ＢＧＭのみの独特な世界観です。
格闘技の入場ＢＧＭに使われそうなｗ好きですけどね(^^)/
HIP-HOP調なんで、自分でリリック乗せてみるのも一興かと。(乗せやすいBEATです)



＞タイトルの意味について
その通りです。
村上良太くんは、{netabare}　一体何度おぱーいの隣のホクロの存在を終盤まで確認できなかったのか？
正直イライラしながら観てました(。-`ω-)
ひょっとして、ラッキースケベ待ちか？待機中？
ホクロは黒羽をクロネコかどうか判断できる1番分かりやすい身体的証拠やろー？
1話にその伏線が出てから、いったい何回おぱーいが出たことか。
気づいたの11話ですよ!!??遅すぎかかりすぎ。主人公として、立派な業務上過失です。Guilty(￣ー￣)
君の回収能力を切に疑問視する。
しかし、そのおかげで、ラッキースケベが複数回拝めたといっても、決して過言ではない。
そんな君は、12話で脇腹の大半部分を吹き飛ばされ、バケツ一杯の出血を床に広げても、
しぶとくぼやいてましたね。そうでしょう？
あのシーンは製作側がグロを強調しすぎた故、村上君は人知を超えた生命力で、
我々視聴者の為に、ストーリー進行に努めてくれましたね。そんなとこで超人っぷり見せんでいいってホント。
ＣＶ　逢坂良太さん　でもって数少ない幼少期 - 佐藤利奈さん　（御坂美琴やーん(^^♪）{/netabare}



終盤にかけてのストーリー進行に、多くの人が疑問を抱いているみたいですが、
無論、自分もです。
駆け足で駆けて行ったとかいうレベルではなく、もはや視聴者置いてけぼりDASHでしたね。
終盤に、起伏の転結を演出したい流れは容易に解ったのですが、なにせ早すぎる。
最終話のカズミと小鳥の {netabare} 扱いが雑すぎるやろ!?小鳥ちゃんって登場も退場もいきなりすぎなんでホント。
完全にシナリオというご都合主義展開の餌食でしたね...もっと掘り下げてくれても良かったかも
（原作ではきっと、もっと丁寧に描かれているでしょう）
言い方悪いかもですけど、カズミはほとんど、ただのBitchに見えました。福岡でいうと終電終わった親富孝にいそうな。
どうみてもお色気成分のサブキャラ役やし、
なにかと、おぱーい、てぃくび、S*Xと主人公に色仕掛けします。せっかく関西弁やし、ＰＣスキルもハンパない才女なのに、
性格設定が無理強いしすぎとる。あんな露骨に来られると逆に引く。
もっとこう...御淑やかに..ね（いらんこと言わんでいい）{/netabare}


＞つまり？
序盤のシリアス感はすっごく良かった！
続きが気になるハラハラ感がヒシヒシとありましたが、
後半でまさかの大失速....
そこが本作一番のマイナスです。
ですが、ダークファンタジー特有の不気味さと鬱展開は健在なので佳作ということでよろ。
２期まで出来たのであれば、もっとストーリーの綿密性もあがったでしょうし、
キャラ設定も細かく描けたんでしょうに....完全に尺の問題です。
内容が時間内に入り切ってない作品ですので、
消化不良を覚悟のうえでの、ご視聴をお勧めします( 一一)