いしゆう さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この世界は平等で とても残酷 あなたは目を背けずにいられますか?
あらすじはあにこれを参照ください 放送時期:2013年4月~9月
この作品は
高さ50m 何層もの壁の中 この閉鎖した環境で生活している人類と
壁の外に生息する 人類の天敵 巨人達との物語
決して崩されるはずの無い盾ともいえる壁が 巨人という矛に破られたとき
当たり前と思っていた この平和な日常は終わりを告げた・・・。
巨人は 本能の赴くまま人を食べる その姿は 無機質でとても不気味
圧倒的な力を持つ巨人に 人類達が立ち上がり 戦いを挑む!
残酷な戦闘シーンが多いので 好き嫌いがハッキリと分かれる作品ですね
正直 救いがない 報われない 甘えもない これが1話を視聴した感想
わたしは 1話観終わってから2話視聴するまで少しブランクがありました
中世のヨーロッパの様な街並みなど 背景はとても綺麗です
巨人との戦闘シーンは迫力満点 特に立体起動装置で駆ける 映像は最高!
あの疾走感はたまらないです。
OPのドイツ語を織り交ぜた歌詞 作品の世界観に合っていると思います。
{netabare}
紅蓮の弓矢 (訳の細かい所は??かも 大目に許してください○o。.)
Seid ihr das Essen ?Nein, wir sind der Jäger !
お前たちは獲物か?いや、俺たちは狩人だ!
Ha …Ha! attack on titarn
踏まれた花の 名前も知らずに 地に堕ちた鳥は 風を待ちわびる
祈ったところで 何も変わらない 不本意な現状を変えるのは 戦う覚悟だ
屍踏み越えて進む意志を 嗤う豚よ 家畜の安寧 虚偽の繁栄
死せる餓狼の自由を!
囚われた屈辱は 反撃の嚆矢だ
城壁の その彼方 獲物をほふる Jäger(狩人)
ほとばしる衝動に その身を灼きながら 黄昏に緋をうがつ 紅蓮の弓矢
矢をつがえ 追いかける 標的は逃がさない
矢を放ち追い詰める 決して逃がさない
限界まで引き絞る はち切れそうな弦 標的が息絶えるまで 何度でも放つ
獲物を殺すのは凶器でも技術でもない 研ぎ澄まされた お前自身の殺意だ
Wir sind der Jäger(俺たちは狩人だ)焔のように熱く!
嗚呼Wir sind der Jäger(ああ 俺たちは狩人だ)氷のように冷ややかに!
Wir sind der Jäger(俺たちは狩人だ)己を矢にこめて!
嗚呼 Wir sind der Jäger(ああ 俺たちは狩人だ)全てを貫いていけ!
Angriff auf die Titanen. ( 巨人の攻撃 )
Der Junge von einst wird bald zum Schwert greifen.
(あの日の少年は すぐに剣を手にとるだろう)
Wer nur seine Machtlosigkeit beklagt. kann nichts verändern.
(彼はただ無力なだけであって 何かを変えることは出来ない)
Der Junge von einst wird bald das schwarze Schwert ergreifen.
(あの日の少年は 黒い剣を取るだろう)
Hass und Zorn sind eine zweischneidige Klinge.
(怒りと憎しみは 両刃の剣だ)
Bald, eines Tages, wird er dem Schicksal die Zähne zeigen.
(まもなく・・・そう遠くない日に 彼は運命に牙を剥くよ)
何かを変える事が出来るのは 何かを捨てる事が出来るもの
何一つリスクなど背負わないままで 何かが叶うなど・・・・
暗愚の想定 唯の幻影 今は無謀な勇気も
自由の尖兵 賭けの攻勢 奔る奴隷に勝利を!
架せられた不条理は 進撃の嚆矢だ
奪われた その地平に 自由を望む あの日の少年
止めどなき衝動に 其の身を侵されながら 冥闇に紫を運ぶ 冥府の弓矢
{/netabare}
主役のエレンが入隊した 調査兵団は唯一壁の外を調査する探究者集団
そして勿論 巨人と遭遇する確率が 一番多い 最も危険な兵団
その面々は個性派ぞろいでとても刺激的!
死にたがりのエレンを筆頭に スイッチが入ると怖いミカサ
洞察力が優れているアルミン 意外な性格のリヴァイ兵長
ハンジさんの性格は色々付きすぎていてビックリ
あと 人の匂いを嗅いで笑う人など 色々挙げればきりがないほど!
これらを纏めるのは 目的は手段を正当化する
そんな考えを持つ調査兵団の団長 エルヴィン・スミス
作中 彼の何気ない会話も 深く感じます。
中盤以降 巨人との戦闘は 激しさを増していきます
度重なる 犠牲を胸に戦い続ける調査兵団
それと同時に謎が生まれ 深まります 巨人とは一体何????
残酷な映像にも視聴を止めなかったのは この”謎”のせいです
勿論 意外性あるストーリー 魅力的な登場人物も素敵です
結論!早く 次が知りたくなります!
最後のエルヴィンのセリフは衝撃でした {netabare}
あの意味とその可能性を考えると 巨人に変われる何者かが
街に潜んでいる可能性があるって事ですよね? 目的は何 そして誰?
そんな事を 考察するのも この作品の楽しみ方の一つかも○o。.
{/netabare}
この先どうなるのか これはもう Ⅱ期待つしかないでしょう
観終わって感じたのは タイトルの
”この世界は平等で とても残酷” この作品の印象です
それでも ”あなたは目を背けずにいられますか?”
以上 最後までお読み下さりありがとうございます。