にゃあちむ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
超能力と人間性
見終わったあとに評価を見たけど
そんな批判されるアニメじゃなかった。
確かに突っ込みどころは多くあったけど。
絵も綺麗だし一人一人のキャラや
思春期という不完全な超能力という部分がよかった。
{netabare}
序盤の方であゆみが死んだ時はえぇ!?と
思った。さらにそこからのユウの腐りっぷり。
アニメだとわかっていても見ていられなかった。
でもそれをずっと隠れて見守っていたナオと
その後の展開からさらに引き込まれていった。
ナオの兄、アユミの死の話を見て
{/netabare}
家族や友人の大切さを改めて考えさせられた。
人はいつ死ぬか、いつ会えなくなるかわからない。
「いつでも話せるから」と照れ臭いことを言い訳に
大切なことを伝えられなかった。と後悔しないように
生きていかなきゃなぁと思った。簡単なことではないけど。
{netabare}
兄と再会してからの怒涛の展開。
過去の話でやっと全てが繋がった。
と思ったらクマガミの死とユウの右目失明。
それからのユウの決断。
案の定能力に蝕まれるユウ。
そのたびにただの単語帳で
我にかえるユウ。
{/netabare}
他人にとってはただのゴミのようにしか
思えないものでもその人にとっては
とっても大切なものもある。どんなことも
自分の目線からしか見えてない人は
不完全で小さな世界しか知らないんだなと感じさせられた。
{netabare}
最後の能力の勇気。それが終わって
無事に帰って来れたユウ。疑問は
その後能力はどうなったのか?
ワクチンは完成していなかった筈。
記憶喪失なろうとも奪った能力の中に
人の心を読む力もあった。
だったらすぐにすべてのことを思い出すのでは?
何か裏話があるのだろうと思うけど…。
{/netabare}
最後が悲しい終わり方だったことが残念。
今後の話などが特別編などで見れたらいいなと思いました。