moaimoai さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
気になってることメモ
好む人には好まれる「間」についてさくっと雑記。
監督の川面真也さんggって少し視界が開けた。笑
「のんのんびより」シリーズの監督
あー、この作品も個人的には心地よい「間」だったなとニヤニヤ。笑
■パッと浮かんだ気になってること2点
・シリーズ構成・脚本の面出明美さん
今作の女性キャラがなんとなく「男受け」とは違い、女性の視点が入ったキャラクター・仕草が多いなという印象。原作未読なのでこれが元々の作風からなのか、演出なのか見比べる楽しみ。
で、構成・脚本の面出明美さんを軽く調べると「女性受け」というフレーズがチラホラ散見。余裕があれば面出さんについて(実績というより、作品やインタビューを見て体感しながら)考え方だったり特徴を捉えたい。うーん、気になる。笑
・音楽、音響
背景も気になるのだが、「間のズレ」が起きている時の無音(会話・動作・自然音のみ)からBGMの入るタイミングが何とも心地よい…笑
音楽に疎いので「これはクラシックの○○寄りかな」など流暢に話すことが出来ないので現在、詳しい方・関係者さんからの情報を欲している。。笑
■さっくりインタビュー観て、川面監督、やはり「間」に拘ってる方なんだなとニヤニヤpart2
〜川面:アニメーションには映像と音がつく訳で、それを最大限に活かすことが大切かなって。例えば、心地良い音だったり、色だったりがあったとして、それを観た人はやっぱり癒されると思うんです。今、動画で薪を燃やし続けているだけの映像とか流行っていますけど、そういうのが僕は好きで、ずっと観ているんです。なぜそういうのを観るのかっていうと、別に好きだからとか楽しい訳ではなくて心地良いんです。炎が揺らいでいる姿だったり、色だったり、パチパチっていう音だったり、映像から伝わってくる温かさだったり、それで観てしまう訳です。僕もそういう作品を目指していて、この『田中くんはいつもけだるげ』を観た人が心地良いと感じて穏やかな気持ちになってくれたら嬉しいですね。〜
・インセンシティブ青春コメディ『田中くんはいつもけだるげ』川面真也×面出明美スタッフインタビュー
http://v-storage.bandaivisual.co.jp/talk/interview/37493/
〜川面:僕はなんとなく「観ている人がタルいとか退屈と感じても、背景とBGMがいいから破綻はしないだろう」と思っていました。〜
〜川面:僕はあまりそう思っていませんが、『のんのんびより』って一応、萌え日常系というカテゴリに入っているみたいで。そういったジャンルが僕は苦手なので、「流行りの日常系コメディだと僕にはできないので、ほかの人にしてください」と言った覚えはあります。 〜
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真性の蛇足だけど、私ののんのんびよりりぴーとの感想も「萌え<癒し」だったので、「あー、やっぱり拘りを持ってやっていたんだな」と改めて確認出来てよかった。笑
・【のんのんびより】 監督&プロデューサーインタビュー 【エクストラ 1なのん】
http://ddnavi.com/anime-bu/198997/a/
のんのんびよりの「間」の解説として「長回し」がキーワードと綴っているこの方のブログ記事も気になり、今作ではどうなってるか気にしつつ
・時間の魔術師・・・『のんのんびより りぴーと』の川面真也監督
http://green.ap.teacup.com/pekepon/1665.html
でも、細かいことは考えず週一回癒されているのであった。笑