「劇場版 響け!ユーフォニアム ~ 北宇治高校吹奏楽部へようこそ ~(アニメ映画)」

総合得点
72.2
感想・評価
316
棚に入れた
1723
ランキング
1189
★★★★★ 4.1 (316)
物語
3.9
作画
4.3
声優
4.0
音楽
4.3
キャラ
4.0

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かさい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本気の新規カットで震えろ!!

TVシリーズの総集編という形態の劇場版。
今回は総集編ということで、数値化せずに評価していく。

・TVシリーズ13話の構成が非常に素晴らしかった
パンフレットにもあったように、今回の構成は久美子と麗奈中心に話が進むようになっている。また、尺の関係上丸々カットされた話数も存在する。
総集編なので構成面では期待はそこまでしていなかったが、逆に今作でTVシリーズの構成がどれ程素晴らしかったかを痛感することになる。

【TVシリーズを見まくった故に変化に敏感】
TVシリーズはとにかく見まくった。故に、細かな修正や新規カットに即座に気づくことが出来た。このレビューでは、内容面の変化以外について触れたいと思う。

・新規カットと作画修正
演奏カットを中心に新規カットは豊富だった。
演奏シーンでは必然的に、演奏するキャラとその楽器を描かなければならなく、またそのカロリーは想像を絶すると思われる。それでも、劇場版として新規に追加してくださった京都アニメーションには頭が上がらない。
その迫力とクオリティには鳥肌が立った。楽器描写は然ることながら、演奏描写も際立っていた。コンテ担当は山田さん。呼吸の感じがたまらない。

・撮影処理
高尾さん曰く、少し手を加えたらしいが少しどころでは無いように思える。
印象的な修正は、楽器に映り込んでいる青空。楽器が動くと必然的に映り込んでいる空が変化する。高尾さんらしい見事な処理。
新規カットにもらしい処理が加えられている。その点でも見所はあるかもしれない。

・脚本修正
微々たるものではあるが、一定のシーンでは修正が施されている。
個人的にはTVシリーズがベスト。

・音響修正
劇場にてご確認下さい。

・再アフレコ
全く別の演技になっていた。
新鮮ではあるものの、もはや感情表現が根本から違うので違和感を感じざるを得ない。新鮮さはあったものの、変化が大きすぎてかなり気になった。

まだまだ変化や修正箇所、新しい見所はあるはず。
前売り券が後4枚...。

投稿 : 2016/04/23
閲覧 : 234
サンキュー:

16

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