どらむろ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
竜世紀の2話(最終話)です。貧乳ビキニアーマーかわいいなぁ♪
「竜世紀 神章」から300年後が舞台の続編です。1話30分弱。
作風ガラリと変わり、少女と竜がタッグ組んで闘技場で戦いつつ絆を深めていく、割と前向きな感じ。
…尺があればなぁ。
{netabare} 『物語』
前回が我々の知る1990年の日本なのに対し、今回は実質未知の近未来、竜と人が完全共存するなど、ファンタジー感強いです。
ヒロインのルリシアちゃんが割と明るい元気娘で、前回幼竜だったカーマインが老竜として若き少女を導く。
ルリシアにかつて自分を育ててくれた璃子の面影を見たり、たった1話にしては深みのあるドラマありました。
人と竜がコンビで闘技バトルする展開が面白い。
ポケモン…というよりはデジモンなノリ。
竜も喋れるので、妙に人間臭い感じがコミカル感出てました。竜なのに銃火器使ったり。
バトルはまぁまぁ、尺ないのでヒロインの成長はあまり繊細さは無し。
やはり唐突に真の敵登場…ラストは俺たちの戦いはこれからだ!
前回の璃子とのドラマをきちんと活かしたストーリーと、比較的明るい作風は良し。
ルリシアとカーマインの交流は良かったのですが、終わってみてやや消化不良感あり。
ポッと出の敵倒すカタルシスが前回より乏しい感じも。
…良い面と物足りない面が半々、総じて及第点な面白さはありました。
この作風で1クールくらい観たいなぁ。
『作画』
やはりヒロインのキャラデザが可愛い。ビキニアーマー萌え。貧乳だけどそこが良い!
前回ヒロインに比べ喜怒哀楽激しいので表情変化も良い。
竜同士のバトルも中々の迫力あり。
『声優』
ルリシアの本多知恵子さんのお転婆娘かわいいです。
2013年に亡くなられている…残念です。
老竜カーマインの加藤精三さんの深みのある演技も絶品。
加藤さんも2014年に亡くなられている、ご冥福をお祈りします。
敵ボスの曽我部和恭さんのカリスマ感素晴らしいのですが、出番少ない。
…今は亡き名優多くて、今この作品見ると複雑な思いです。
この他にもかなり豪華声優陣。
『音楽』
ED「Purple sights」は悪くはないのですが、前作の「さよならのかわりに」より印象薄いです。
『キャラ』
ルリシアの方が感情豊かで親しみやすい可愛さありました。
ちょっと病んでる璃子ちゃんも捨て難いですけど。
強がってて戦いは怖かったり、カーマインを気遣う優しさもグッド。
老竜カーマインがかなりカッコ良い。長き時を生きた貫禄バッチリ。
竜なのに普通に銃火器使うのはちょっとシュールでしたw
かつては幼く、少女が母代わり、今は老いて、少女の父代わり。
前回との繋がりで魅力増してます。
本気出せばルリシアに勝てたのに、あえて角を折らせた心情など、短い間でしっかりキャラ立っていた。
対戦相手のゴロツキチームが妙に憎めない。人も竜もクズなんですけど。
敵の魔青年の印象薄いのは残念。{/netabare}