ハヤブサ さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
予想外‥断念候補作の逆襲!
断念候補だったのに、主人公ヒイロの無謀さが不思議と気に入り、結局完走してました。
最終話‥観てきて良かったーという感想に終着しました。むしろ、最終話は予想以上に最高っでした。こんなこともあるんですね〜
‥最強の敵を前に、自分をかばったサラートを殺されて、猛るヒイロ
ナンブーコ「お前は何者だ?」
ヒイロ「俺は‥さすらいの剣士だーっ」
最後までそれかよ‥剣の才能ないんだってばっていつものツッコミ。
‥いや、何より最後の最後で、勇敢に闘うヒイロを観て、観てきてよかったーって‥ここまでの最弱ぶりが酷かった分、ここでまた巻き返されました。
ヒイロはやはり主人公だったのです。
「虚空ケーン」ギルーに守ってもらってばかりだったヒイロが、ダカンゾートと闘ってます。ふざけた老師との修行回は無駄回ではなかった‥
ヒイロは、邪龍から取り戻した自分の心臓をサラートに与えます。人間になったサラートは、博士の死を知り、涙を流します。はじめ無感情だったサラートは、もうここにはいませんでした。頰赤くなったり、表情が豊かになってて、可愛くなってました。
このいいシーンで商人ムムー登場
「お金‥払ってニャ」
パルパ「今それ言うかー」ケルベロスらしい締めでした。
ラストシーン、ヒイロは大事にしていたあのバッチをトミッチにあげちゃいます。
これから、どうするかを聞かれて
ヒイロ「剣の修行をするに決まってんだろ」「誰だって、最初から強かったわけじゃないんだ」
トミッチ「待てよ‥ヒイロは剣より魔導士の方が才能あんだろ」一同頷く。
ヒイロ「俺は魔導士なんかじゃねぇ‥さすらいの剣士だー」
一同‥バカが‥やれやれって表情‥
最後まで、ヒイロはバカでいいキャラしてました。そして、このパーティーのまとまってない感が絶妙でした。
終わり方、個人的に良かったです。松岡さんの演技も良かったです。
‥三森すずこさん/Xenotopia
とにかくカッコいいED‥聴いていくうちに加速的にはまってきます。今期のED曲では一番のお気に入りです。三森さんのPVも素敵でした。このEDへ音楽☆5です。
‥以下は色んな意味でハラハラしながら、見続けた記録‥
3話まで視聴‥
仇であるダガンゾートを討つことを目指すヒイロのストーリー
1、2話観て全く魅かれず‥ボチボチ断とうとした3話‥私的に盛り返されました。
‥珍しいパターン‥
‥変わらず訓練でスライム1匹倒せず悪戦苦闘が続く弱いヒイロ‥魔物の口から出てきた魔法のスティックを持った謎美少女(「大事なものは見つけられる」と言ってる。)
強制労働を強いるため、捕虜を集める権力者を止めようとするが、弱いのであっさり一緒に捕まるヒイロ‥後に仲間に助けられる。
捕らえらたヒイロは脱出の方法はあると自信満々に小さいバッチみたいの出す‥周囲の捕虜は「それじゃあ‥ダメじゃん」笑えました。あ‥ぜ‥ん。
その後も、諦めないとひたすら穴をコツコツ掘るヒイロ「出られねぇんじゃねぇんだ。出られるようにするんだ」途方もないこと続ける。助けられた後も掘った小さい穴を見ながら「もう少し時間があれば穴を大きくして‥」とふざけたこと言ってる。
3話にて‥力ないけど心強い(無謀とも言う)ヒイロ‥
こういうキャラ結構好きです。また、こういうストーリーのキャラにしては穏やかで仲間へかける言葉が優しいです。
謎の美少女サラート‥どっかで見たことあるようなハートの魔法スティックって‥今後、どんなキャラに育っていくのか‥
4話経て‥スライムもまともに倒せないってのに、修行しないわ、仲間を本気でやろうとするわ、そのくせ竜倒すってほざいてるわ‥ストーリーだのキャラだのマイ評価ガタ落ち‥
評価破天荒キャラです。なんでそんなに自信あるんだ‥なんか傲慢時代のルークになってきたぞってとこです。
力目覚めるとか楽展開は与えないで欲しいです。どうか彼に苦行を与えたまへ。
ヒロインのサラートもなんかミスモノクロームアンドロイドもしくはミスターポポみたいだから、もうちょっと心もって活き活きしてきて欲しいです。このままじゃあただの目の保養のためキャラのようです。後、あのハート変身スティックは相変わらず気になるです。ただのオモチャじゃあるまいな‥です。
5話 ヒイロが相変わらずぶっ飛んでます。
無謀ぶりバカぶりにも見慣れてきました。仲間もヒイロを置いて逃走するし笑
「ここは俺に任せとけ!」「ウワァーやられた」そればっかやってたら‥
「ウォー!」アルファスティグマみたいの覚醒‥やっぱりか‥続き気になります
6話‥なんとか助かったヒイロ
帝国の軍勢とナンブーコ勢が来て身を潜める‥人造兵をみて、またバカ無謀が発動
飛び出す「お前らなにやってるだー」
「あれ!剣がねぇ」首に剣を向けられあっさり捕まる。‥またか‥ヒイロに戦略も戦術もないのだった
縄をまたバッチでギコギコ
博士の犬の匂い探知スティックなんだこりゃ‥クンクン チーン
博士「サラートを頼むぞ」 ヒイロ薬飲んでリレミト、仲間の下へ 「あの小僧がサラートの正体を知ったらどうなる?」とナンブーコの意味深発言
‥来週、ヒイロの秘密 個人的になんか盛りあがってきたぞ。私は結局この弱い無謀なヒイロ気に入ってるみたいです。後にレビューを一新するつもりです。
7話‥ヒイロのアルファスティグマみたいなやつの正体は、ダガンゾートに王国が滅ぼされる時に、父上がヒイロを守るために放った異能で、ヒイロとダガンゾートの心臓を取り替えたため、その心臓の力で「竜体」となったとのことだった。
ヒイロの身体に邪竜の心臓があるため、ダガンゾートは迂闊にヒイロを殺すことができなくなってしまい、ヒイロは生き延びたのだった。
また、ギルーがなんでヒイロに思い込んでいるのが分かりました。村から逃げた後、砂漠で亡き国王に拾ってもらい生き延びた恩があるんだね。
パルパは会計士だから関西弁設定なのか‥能天気なヒイロへのツッコミ役として、毎回がんばってますね。
エリンの密告(こっちフラフラあっちフラフラしてる情報屋)ヒイロの秘密を知ってしまったナンブーコがヒイロを殺せ指示を出す。ヒイロの竜体か、あるいはヒイロを殺し邪竜の身体が目的か分からないが‥今回もヒイロはいつも通り闘う前に剣がないことに気付き「うわぁー」やられてました。またか‥いったい何話まで松岡さんはこのくだりやるのでしょうか。
その後竜体になろうと気をためるポースするけど発動せず「うわぁー」やられてました。威勢いいけどこのまま弱いままなのか‥しかし、いつも弱いけど前線に立とうとする無謀っぷりは好きですね。
‥ここまできて今さら気付いたことがあります。このパーティーって「お前は間違ってる」とかの仲間同士の衝突がなく、あんまりケンカしないです。また、パターンとして、敵が出てくると、ヒイロが無謀にも皆んなの前に出て闘い、毎度やられてパルパ辺りに「バカが‥ほら言わんこっちゃない」って言われる。とどめはいつもいかついセバスチャン‥ヒイロを置いてっちゃう時もあったし‥また、エリン辺りが所々パーティーから消えてしまっても(密告しに行ってる)ヒイロ「まぁいいんじゃないの」って軽っ!
まとまってないんですね。説教キャラや女性の尻追っかけキャラもいません。ヒイロがリーダー風ですが、周囲からは最弱扱い。このまとまりのなさが何となく好きですね。少し幻影旅団ぽくて‥あざといのいないからストレス薄で観れます。
8話‥自覚してたのねの巻
ヒイロ「剣士が鞘だけぶら下げてちゃカッコ悪いだろー」自覚してたのね。
宿にてヒイロ ギルーへ「また‥守ってくれたな‥」「いつも‥あり‥」
ギルー「思う心は伝えるべからず‥ただ‥伝わるのみ‥」
自分が弱くて守られてた自覚あったのねー(今さらだけど)
そこへ敵襲‥化物に喰われていく町民
毎度ながら無謀弱ヒイロ突撃、追うギルー
「ここは退きましょう」もみ合ってる所でやられるギルー、ヒイロも刃向けられいつも通りの絶対絶命‥
「ギルーゥ」ここできた‥邪竜体覚醒
化物圧倒、ギルーも喰われる難逃れ‥
‥「ぼっちゃま〜」ヒイロの異変に気付き暴走を止めようと駆け付けるギルー(凄い忠誠心)、ギルーを斬りつける邪竜、敵撤退 ナンブーコ「やはり、ダガンゾートを手に入れるにはあの小僧が必要だ」
「ギルーゥ」駆け付ける仲間と、正気になり泣き叫ぶヒイロ‥そこで三森すずこさん/Xenotopiaがナイスタイミング
〜幾億の運命とただ一つの切なる想い
生きて欲しいと空に願い〜
宿屋の会話は伏線だったのか‥なんか好きな展開になってきたぞ個人的に。
ギルー死なないよな?邪竜は発動もランダムで制御不能だから、ここでセバスチャンいなくなると、このパーティーどうにもならない。ヒイロの無謀はギルーしか助けられないし‥予告でみんな泣いてるけど‥
9話‥ベッドの上で苦しむギルー
ヒイロ「俺が薬取りに行く」って飛び出す。ついてくサラート。モンスター出現。ヒイロ「俺に任せろ」ダメ無理「逃げるぞサラート」命からがら薬ゲット。サラートが初めて笑った‥ここの画‥やたら力入ってたなぁ。ギルー復活‥この作品はやたらキャラ死ぬよりもこれでいいと思う。
サラートに疑心を持った少年だったが、家族の悲報に泣く少年を見て、涙を流すサラートを見て「どうでもよくなっちまった」
サラートが感情を持ち始めた‥一体何者なんでしょうか。旅再開です。
11話‥エリンの密告がバレて、バイバイしたけどピンチになった時に現れたエリンの助け舟「エリンサマー」軽っ‥別れたばかりなのに。大したことでなかったかの様に、その後も御一緒しまーす。
仲間とはぐれたヒイロとサラート。砂漠の中で、体調崩し倒れるヒイロ。服を脱いで自らのキラキラの汗で(まぁサラートは人ではないのだろうけど)ヒイロの口を潤すサラート。これは有なのか?まぁええか‥
ここでパワーアップしたシャリシャルー襲撃。抵抗する力なくまたまた捕らわれるヒイロ。突き飛ばされるサラート‥変身スティック持ってるけど、隠れた力とかないのか?ナンブーコへ剣を向けるヒイロ「さすらいの剣士だから剣を抜くんだ」‥カッコついてないし、訳が分からないよ。
ヒイロの父母はナンブーコのせいで死んだこと、その間際ヒイロの身体にダガンゾートを封印したことを改めて知る。悔しがるヒイロ‥今こそ修行の成果見せる時だ‥‥ダメ無理老師修行回意味無。アバンストラッシュみたいの覚えたんでしょーが。
‥場面かわり、砂漠でヒイロの名を呼びながら「カキーン」「カキーン」意味不明にも木に魔法のハートスティックを打ちつけるサラート。バキッと簡単に折れる魔法のハートスティック‥ナニィ!!これやっぱりただのオモチャだったん?‥デザイン的に何かやれそうなハートの魔法スティックだったのに‥なんだい!‥打ちつける音にひかれて竜登場で続くへ‥あと2話。時間ないぞー
12話‥サラートもまた邪龍の力を秘めた女の子だった。呼んだ飛竜に乗ってナンブーコ城へ乗り込む一同。サラートの正体が明かされる‥博士に造られた竜の力を秘めた優しい女の子。ダカンゾートの心臓とサラートの中にある竜結晶がひかれあっていたのだ。自我が芽生えていたサラートは、博士に逆らい、ヒイロを助けに行くと言う。サラート「大事なものはすぐに見つけられる」すぐ遭遇(笑)‥サラートはかくれんぼの天才です。
ナンブーコは、ダカンゾートの心臓と竜結晶をつかって、最高の魔神を造ろうとしていたのだった。ナンブーコはシャリシャルーやギルー達を城に閉じ込めて、最高の魔神の生け贄にしようとする。嘆くシャリシャルー。悪魔状態にされるヒイロとサラート。サラートデビルモード強そ。
バルパ、いつぞやの何でも屋ニャン娘さんを呼び出し、脱出のため、球体に穴を開けるように依頼する。
バルパ、なけなしの全財産はたいて決死の懇願。見せ場がきました。
「頼むんわー。つけといて〜な〜〜〜〜」
ムムー「掛売りはしないニャ!」
バルパ「足元見んなー!」
この時の、ムムーの冷めた顔には吹きました。結局、みんなで財産はたいて依頼。
ムムー「仕方ないニャ、手を打つにゃ!」
ムムー「ドカーン」魔導砲一撃で城へ穴あける。‥おいおい、このニャン娘さんが一番強いんじゃないのー?
‥ともあれ、失意のシャリシャルーも連れて、みんなで最終決戦の地へ。やっぱり、この作品‥ツッコミ所満載のネタモノと観れば、悪くないですよ。
‥だけども、最弱ヒイロは見せ場無し。