「下ネタという概念が存在しない退屈な世界(TVアニメ動画)」

総合得点
71.3
感想・評価
1254
棚に入れた
6856
ランキング
1373
★★★★☆ 3.5 (1254)
物語
3.3
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.4
キャラ
3.6

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ネタバレ

sham さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良くも悪くも酷い、まさに下ネタアニメ

タイトルからして極度に振り切っている感じ、かつ中毒性のあるEDにより、気になっていたので視聴。

簡潔に言うと、ひたすらにその名の通り、ひたすら下ネタが飛び交うお下劣なアニメである。
とはいえ、堂々のあっけらかんと下ネタを連発するので、お下劣を通り越してすがすがしいくらいである。
媚びた感じのエロ、露骨なエロは意外に少ない。
中学生男子の下ネタ程度のレベルが中心である。
{netabare} が、アンナ先輩が狸吉を襲いまわすのは、ひたすらにエロいので注意。 {/netabare}

「そんなことまでやっちゃっていいのか」というくらいに、限界までTVでの性の表現の自由に挑戦している点は面白い。

あらゆることに対して下ネタで表現するさまも、下ネタ好きにとっては笑えるだろう。ただし、規制音だらけでもはや何を言っているのかわからないところが多いので、訓練されたかなりの上級者じゃないと理解できない点が残念である。

この物語のテーマとしては、一応、圧政・規制とそれに対する反抗である。
いつの時代も過度の規制があれば、余計にそれを欲し、反体制側が生じるものである。
まるで、いつぞやアメリカで行われた禁酒法のようなものだ。
さて、本作は、反抗勢力として、主人公たちは現体制に立ち向かうという内容なわけだが、
実際そんなに深みがある感じではない。
特に感動もシリアスもないので、そうしたことを期待せず、何も考えずに見るのが得策である。

また、たかだか高校生相手に政府組織がてこずるのも、彼らSOXの正体がなぜかばれないのも、まぁそこはご愛嬌ということにしておこう。

ストーリーの起伏や登場人物の深堀り・心理描写もほぼないのは個人的には残念だが、純粋に頭おかしいくらいの下ネタを楽しむ分には十分である。


声優は、とくに綾女役の石上静香さんは、よくあんなひどい下ネタ言いまくったなと感心したけど、どうやら本人は志願して、かつ意外とノリノリでやってたらしい。いずれにせよさすがです。

一番個人的に良かったのが、やはりOP、特にEDである。
どちらもこのアニメのために書き下ろされた曲だと思われるが、
中毒性が強く、毎回飛ばすことなく聞いてしまったw


下ネタ、エロが苦手な人にはまったく楽しめないのでやめたほうがよいかもしれない。


追記:
このアニメのwebラジオがめっちゃ面白いwww
アニメ本編よりも笑えるしニヤニヤできるわwww

投稿 : 2016/04/16
閲覧 : 189
サンキュー:

15

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