退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ガッチャマンの名に込められた意味とはを
現代よりもSNSが浸透された世界が舞台となっており、それらを主人公含めて様々なか形で利用しております。
ガッチャマンの名があり、世界観が共通してたり、悪の組織と戦うのかというとそんなことなく、むしろ戦闘シーンはそこまで中心には無かったと思います。
(戦ったのもMESS、クラウズ、ベルク・カッツェくらい)
それよりはSNSを製作した青年を中心とした人間ドラマがこの作品の物語の根幹でしょう。
主人公自体は人格等、既に完成されたようにあまり変化は無いです。ただし、ラスボスであるカッツェとのやり取りや、ストーリー中にも何か決断をする場面があり、決して見せ場が無いわけではありません。
主人公達は変身することが出来ますが、ほとんどの人物はあまりにも原作とかけ離れていて、違和感を覚えると思います。
私自身もガッチャマンの名を付けられた意味がまだ分かりません。それもまた、この作品の問いなのでしょう。
ちなみに、最終話の内容は本編だけでは不完全で、ディレクターズカット版で全て知ることが出来ます。
現代色に染まり、異色の作品とも言える内容となりましたが、設定に違和感を覚えるところはなく、なかなか面白いと思います。