ヤマザキ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
最初に「暴力的な彼女」を受け入れられるかが分岐点
このアニメ、放映中はまったく存在も知りませんでした。その後、「あの花」が好きになったので、「あの花」と同じ田中将賀さんのキャラデザ、岡田麿里さんの脚本、長井龍雪さんの監督の作品だということで、dアニメストアで観ました。
悪い出来ではありません。それは保証します。物語も最後に向けて(ラブコメ色を若干失い、コンセプトが変わりつつも)盛り上がり、ちょっとホロッとしました。でも、没頭的しきれなかったのは、ヒロインの暴力的なキャラクターを受け入れられなかったことに尽きるように思います。
だって、{netabare}いきなり木刀を持って主人公のアパートに夜襲をかけるんですよ。家の中で木刀振り回しまくりですよ。しかもその後その非道を謝るでもなく、主人公を「犬」呼ばわり{/netabare}ですよ。そんな娘、好きになれるのかなぁ。もちろんその後、物語が進むにつれてヒロインのいいところも見えてくるし、また、可愛らしいところも見えてくるのですが、いきなりの大幅マイナスからの復帰って、ちょっと難しくないですかねぇ・・・。
もし私が高校生であの2-Cにいたら、大河のことは好きにならないだろうなぁ。もちろん亜美ちゃんも腹黒いからパス。みのりんは嫌いじゃないけど、ちょっと変わっているしなぁ・・・。で、一番好きなのは竜児の母親の泰子だったりして・・・(^^;;。