ハヤブサ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
こっち側の世界とあっち側の世界‥
2期まで視聴済
ZAQさんのOP Sparkling Daydream
とても楽しく作られてます
あるシーン
凸森「どうして不可視境界線を探してやるって‥いくなって言わないのデス」
勇太「言ってあいつを喜ばせて何になるっていうんだよ‥不可視境界線なんてないんだよ!あいつの父親は墓の中なんだよ!俺にはどうしようもできないんだよ!あいつがどんなにそれを願おうと、いくら設定をつくっても、どんなに自分に力があると信じてもないものはないんだよ」
凸森「うるさいデス!」
勇太「お前の攻撃が一度でも通じたことがあるか!」凸森「うるさいデス」「本当の武器が出てきたことはあるのか?‥ないんだよ、いくら真似ても信じても‥ないものはないんだよーーーー」
凸森「‥そんなの‥そんなの分かってるデスよ〜〜〜」「分かってるデスよー」
勇太「‥俺が言いたかったのは、そんなことじゃなくて‥」
‥分かっているんです。そんなことは‥でもそんなこと言いたいんじゃなくて、
誰しも憧れや夢や妄想を持っていたっていいじゃないか、それで何かを生み出そうと頑張れるのならそれでいいじゃないかと思います。
憧れを持ちながらおバカを凸森とやり合う六花と現実の灰色に染まる六花の対比‥
現実のモノクロは、冷え過ぎて生きていくのは厳しいです。そうならないために、憧れや夢が沸き上り、それを糧に目指していってる気がします。
タイトルであげた「こっち側」とは憧れや夢などたくさん捨てきれず、持ってきちゃった世界‥「あっち側」とはそんなものはとっくにどっかに捨ててきて、中には捨ててきた故に持っている世界を否定する世界‥
六花達には、邪王心眼しなくなっても、こっち側にいて欲しいなと願います。