「甲鉄城のカバネリ(TVアニメ動画)」

総合得点
87.5
感想・評価
2079
棚に入れた
10070
ランキング
150
★★★★☆ 3.8 (2079)
物語
3.5
作画
4.1
声優
3.6
音楽
3.9
キャラ
3.6

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

そそられる始まり(6話部分更新)

終末期の日の本(ひのもと)を舞台としたダークファンタジーです。
先行放映を三話分行ったのち、
現在フジテレビノイタミナ枠で放送されています。
五話まで視聴(2016.5.13時点)

○一話
さすがの一言です。
ゾンビものかつセカイ系なので設定が混んでいるにも関わらず、
モノローグなし。
登場人物たち同士の会話及び行動のみで状況設定を理解させられました。

あまりにも難なくすっと入れる演出は圧巻でした。
僕の心はすっかりキャプチャーされました。

○二話
興奮で鳥肌が収まりませんでした。
作画、演出、セリフ回しが絶妙なおかげで、

”これで30分かよと思う程の濃い内容を持ちながらも、もう30分かよと思う程に引き込まれました。”

そして、ラストシーンが半端なかったです。
中盤のシーンで暗示しておき、視聴者を惹きつけておいてから無名ちゃんが放ったセリフ──。
{netabare}
「私達はカバネリ。人とカバネの狭間にある者。」
{/netabare}
これには本気で痺れました。
”無名ちゃんかっこかわいいなあ!”という風に。

○三話
無名ちゃんは可愛い。けれど、危なっかしいなあ。
{netabare}
彼女はとうとう人を殺してしまいました。
それもただの人ではなく、妊婦です。
とはいえ、妊婦さんはカバネに噛まれていた訳で、どうしようもなかったということも分かるのです。{/netabare}

残酷描写が続くこのアニメですが、
おそらく全話を通して指折りに入るであろう「考えさせされる」回だったと思います。
{netabare}
一方その頃、主人公の生駒は女性を押し倒していた……。
さて、どうなる!?
{/netabare}
この回で先行放映した部分は終わりました。
次回からは未知の領域になります。ますます楽しみが募ります。

○四話
無名ちゃんがへばってしまうのですが、
その寝姿が色気たっぷりで、なんだかそそってしまいまして。
無名ちゃんかわいいな!
と思いました。
{netabare}
三話のラスト、生駒は女の人に襲いかかりました。
それはカバネリ故の宿命で、
血液を補給しないと禁断症状が出てしまう
というものでした。

人と屍、そしてカバネリ。
三者の隔たりを感じる回でした。

今話は名シーンが多かったです。
「生駒!これは契約です!!」

領主さん(?)のセリフです。確か領主さん…だったような。いや、領主ではないのだろうか。そもそも何という名前だったのだろうか。
ともあれ、黒髪美少女が命を張る姿に戦慄しました。

名前くらい覚えておけば良かったです……。
次回は登場人物各々の名前にも注意を払って見たいものです。
{/netabare}
未知の領域に入っても尚作画が超安定している模様。
しかし、あまりにも負担が大きい気がするのですが。
現在の作画クオリティーを最後まで通せれば、それだけで名作になると思うのは私だけでしょうか!?
カバネリに関しては、次回(五話)が勝負の二話目にあたると見て良いでしょうかね!? (ワクワクドキドキ)

○五話
新章突入ですね。
少々不安要素が出てきてしまいましたが、まだまだ期待が高まります。

{netabare}多少のわだかまりは残るものの、
カバネリという存在が大勢に受け入れられたところで、
舞台は新たな廃駅へと移りました。

意識が目の前の新たな敵へと向かっている生駒たち。しかし、無名ちゃんは過去のしがらみのせいで暴走し始めてしまいました。

そんな時に、膨大に群れるカバネが襲いかかってきました。
「カバネリの二人がまだ崖の下にいるわ!!」
生駒と無名ちゃんは取り残されたのです。
さて、どうなる!?{/netabare}

先に不安要素と書いたのは、
”特に印象に残ったシーンがなかった”
”戦闘以外のシーン作画が少し荒削りになった”
ことです。
もちろん面白かったですし、ハラハラドキドキなのですが、
シーンの力がもう少し欲しかったなと思いました。
あと、生駒の声が少し気になります。

今日の無名ちゃんは小憎らしい可愛さでした。

5/18オリジナルサウンドトラック発売!!(ドドンッ!)

○六話
激動で安定の話でした。

{netabare}今回は廃駅からの脱出劇です。
カバネが群れて形成したスイミー的群体を、無名ちゃんが一刺し!ぶっ倒しました。
青く光る弱点は分かりやすかったですね。
敵討伐後、高度から落下する無名ちゃんを生駒が受け止めるシーンが綺麗でした。
やはり、女の子が降ってくるのは良い良い。

あと、生駒が何気なく言った言葉がなかなかでした。
「じゃあ、弱い奴はいつ強くなればいいんだよ」
この2シーンは記憶に留めておくに値します。{/netabare}

期待通りの筋を辿り、期待を超える高揚感を得られました。私はもう、この作品が好きですわ。
相変わらず無名ちゃん可愛かったし。
声とキャラがあってるんだよな。あと、小柄で華奢なのも好みなのよのぅ。

投稿 : 2016/05/22
閲覧 : 260

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