XrJne07636 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
序盤のウザキャラ終盤の癒やし
閉鎖された極限の状況下で登場人物たちの理性や生活、人間関係、秩序がどんどん崩壊していく様が面白い。
(と書くと俺が危ない人認定されそう)
いや、それだけその変化がアニメ(=娯楽)としてよく描けていたってことです。
鬱アニメとしてコピペとかでも有名。
展開としては間違いなく胸糞の悪い陰惨なものではあるけれど、人がバタバタ死んでいくような作品ではない(もちろん0ではないが)ので、そういった意味ではそこまで構える必要はないかと。
ラストもハッピーエンドだし。
ただ、それでも精神崩壊したりオカシナ言葉を口にするキャラクターたちはなかなかに来るものがあった。
ほんとに明るい作品じゃなきゃ無理って人は見ないほうが良い。
タイトルはそんな中でもブレずにウザかったキャラがなんだかんだで癒しになってたなあ、という思いから。ほんとそのまんま。
(以下完全に余談というか自分の話)
基本的に最近は萌え豚だから、たまにこういうハードな作品を見ると背筋が伸びるというかなんというか。
かわいいだけのアニメもそれはそれで好きだけど、定期的にこういう重いのも見ないとなあ・・・