ハヤブサ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
澤野さん絶頂期!!
澤野さんの音楽は、アルドノアから大好きです。独特の世界に惹き込まれる様なその音楽には、ただただ「すごいなー」と思わされるばかりです。(アルドノアでの音楽の方がちと好きが上でしたが)
‥近いうち、更にビッグなお仕事される気がしてなりません。
EGOISTさんのOP、aimerさんのEDも毎回飛ばせない‥素晴らしかったです。
ストーリー自体は、強い残響は残しませんでしたが、至高の映像美と、引き寄せられる様な世界觀を生み出している音楽を堪能できたので満足できました。ストーリーより、映像や音楽を楽しんでいた印象です。
特に、7話の人々の暮らしや願いを描いていた回‥映像と音楽に酔いしれてしまいました。でも、「何度も繰り返し観たいか?」と問われると「う〜ん」‥
‥美馬「人は皆んな臆病者だ、惨めだ、そんなんは滅ぶべし」
生駒「無名を人間に戻す、美馬殺す」
無名「私達は弱くても生きるよ」
人は惨めかも、弱いかも‥でもうんたらって締めでしょうか?しかし、惨めで弱いって所も、でもうんたらって所も、インパクトがいまひとつで、残響が弱い印象です。映像と音楽が文句無しなのに‥悔しい。
もう少しストーリーに入れ込む事ができていたならなぁ‥って惜しまれます。
終盤、生駒が気絶してるのに「お前はなんだ?」って言うシーンも、仕方ないのでしょうけど、最後まで生駒こんな扱いなのかと冷笑しました。人は惨めだってところよりも、生きる価値があるんだってところをもう少し強調して欲しかった気がします。
それでも、いつもとは違った楽しみ方を教えてくれた作品でした。