Lovin さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
観た感じ
■情報{netabare}
原作:AIS
監督:信田ユウ
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:中村直人
制作:Production ims
話数:1クール全12話
OP:「High Free Spirits」
by TrySail
ED:「Ripple Effect」
by 春奈るな
{/netabare}
■感想
知識:オリジナル作品
鑑賞:TV放送
概要:餓鬼の使い航海系
設定:何かを暗証する二人の少女は・・・
見所
1.この作品はタイトルを当初「はいふり」としていたが、
放送直前に何らかの理由で「ハイスクール・フリート」に変更された。
{netabare}この理由を邪推してみると、「くまみこ」、「ばくおん!」、「あんハピ♪」、
「三者三葉」、「うさかめ」、「鬼斬(おにぎり)」等々、
やたらある4文字タイトル作品との差別化だったのではと思える。{/netabare}
今現在ソースのある場所に居ないので確認できないが、
1話は色々と間に合っていなかったような気がする。
【※色々ではなくCM前後のアイキャッチだけだった】
2.幼少期に二人の少女が交わした約束、成長した少女たちは約束を果すため
共に決意を新たにする、それがこの作品の導入部となる。
3.私は何故かこの作品に対する期待が大きかったのだが、理由は良くわからない。
そんな中、この作品の見方は序盤に決まった。
序盤では明かされていなかったが、千葉出身似非江戸っ子の麻侖ちゃんが私の中心だった。
主人公の無茶な要求に対して「何とかする」と応える麻侖ちゃんと、
「兎に角敵を振り切って」という西住殿の曖昧な指示に応える麻子を重ねたのかもしれない。
今後麻侖ちゃんの頑張りからは目が離せないと思った。
4.そして、もう少しOPをじっくり観るべきだったと気付かされたのに、
あっさり裏切られたのには少し納得がいかない。
何を憤っているのかというと、{netabare}あのドイツ人ゲッペ(ではない)の扱いだ。
OPで晴風の乗員が整列しているシーンは徐々にズームアウトされるが、
5人だけフレームインしているシーンに乗員でもないのにゲッペが入っている。
【※5人ではなく7人と1匹だった】
序盤の活躍を観ると「これは重要キャラなのでは」と思ったのに、
自分の艦船が見つかると割りとあっさりと帰還してしまった。
まあそれが彼女の目的で有り、アレ以上引っ張るのも違うから仕方ないのだが。{/netabare}
5.見所は戦闘シーンだと思われたのだが、あんな排水量の艦船の戦闘にスピード感はない。
ガルパン好きを自称する私には少し物足りなかったが、
比叡との追いかけっこは緊迫感があって面白かった。
麻侖ちゃんは苦労していたが・・・。
逆にガルパンに登場する戦車の機動力が異常なのかもしれない。
6.OPはスピード感があって結構煽られたが、EDの印象は少し弱い。
今YouTubeで再生してみたが、OPより穏やかで丸さを感じた。
7.作品全体に対する感想は書くまでも無く、麻侖ちゃんだ。
良い意味でも悪い意味でも感想が麻侖ちゃんなのだ。
成績上位7人(何で7?)が自由に振舞う話の主人公のように、
兎に角頑張るキャラは好感が持てて、とても嫌いではない。
■蛇足{netabare}
艦隊これくしょんのおかげで艦船の有名な逸話を耳にするが、
ここにも腑に落ちない疑問がある。
それは霧島が敵艦船と「ノーガードで打ち合った」という話だ。
いや、艦船など基本ノーガードでしょう?
それとも連合軍の艦船にはバリアでも配備されていたのか?
謎は深まる一方である。
{/netabare}