Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
破壊力抜群のオープニングに一発KO・・・^^;
この作品の原作は未読ですが、京アニさんの作品という事もあり即視聴を決意・・・後に上原さん、はやみん、内田さんが出演する事を知り視聴に気合が入った作品でした。
初めに登場人物を紹介します。
一条 晴彦(CV:下野紘さん):本作の主人公でスケッチブックを用いてファントムを封印・召喚する能力の持ち主。
川神 舞(CV:上原すみれさん):このチームのリーダーで巨乳。中華拳法に「五行の氣」を纏わせた近接戦闘が得意。
和泉 玲奈(CV:はやみん):ファントムを「食べる」ことで封印できる、「ファントム・イーター」の能力の持ち主。
水無瀬 小糸(CV:内田真礼さん):これまでファントムを単独で倒してきた能力者。音を使った攻撃が得意。
熊枕 久瑠美(CV:久野美咲さん):高校生チームの中で唯一小学4年生で「ドールマスター」の能力者。
ルル(CV:田所あずささん):妖精のように小さい少女の姿をしたファントムで晴彦の相方的存在。
レビューを書くためにwikiをチラ見して知ったのですが、久瑠美ちゃんとルルはアニメオリジナルキャラクターなんだそうです。
久瑠美ちゃんがアニメオリジナル・・・という事は当然アルプレヒトもアニメ版のみの登場となる訳ですが、二人とも物語の中では重要なキーパーソンだっただけに、何とも言えない複雑な気持ちです。
アニメ版を見て良かった・・・が本音に一番近い気がします^^
注目の第1話・・・多分今期最も最速で色々持っていかれた作品でした。
どのくらい最速かというと・・・オープニングのイントロです(//∇//)
イントロでは一人ずつポーズを取っていきます。
最初は舞先輩・・・「前へ倣え」のポーズ。乳揺れが話題になったシーンでもありますが、彼女の体育会系のノリが見事に表現されていると思います。
次に玲奈ちゃん・・・普段はおしとやかな彼女の両手を広げた後ろ姿・・・彼女の長い髪とスカートの裾が流れるように動いています。純情可憐な乙女は後ろからのアングルも可憐なんですね^^
そして水無瀬さん・・・片足を一つ上の段に置いてポケットに手を突っ込みながら屈伸のポーズ・・・無造作ななりふりが逆に色っぽさを感じてしまいます。
最後に久瑠美ちゃん・・・スキーでいう「ボーゲン」の足のポーズ・・・両つま先を内側に、両踵を外側に・・・
どのポーズにもあざとさを感じます・・・特に久瑠美ちゃんのなんて「あざとさだけで出来てます」みたいな匂いがプンプンします・・・
それでも、引っ張り込む力が半端無いんですよね〜^^;
舞先輩がHOPで、玲奈ちゃんがSTEPで、水無瀬さんでJUMPだとすると、久瑠美ちゃんは何だろう・・・
そもそもJUMPの次ってあるんでしたっけ・・・^^;?
「例えようのない何か・・・」とでも言っておきましょうか^^;
これら4人のポーズが後に尾を引かない感じでパッ、パッと画面が切り替わっていくので、少し物足りなさを感じるんですよね。
だから一度見たくなってオープニングを最初から繰り返す・・・そして気付いたらドップリハマってる、という構図です。
中高生でもキャラ的に十分に若いと思うのに、今じゃ小学生が当たり前の様に出てくる世の中・・・
でも実際の小学4年生なんて久瑠美ちゃんほど出来た子供はいないと思います。
プリヤでも感じた事ですが・・・小学生恐るべし^^;
物語は、特殊なウィルスによって人類の約8割が何らかの特殊な能力を持つ世の中・・・
能力者の中にはファントムに抵抗できる能力を持つ者も現れた事から、その能力者を脳機能エラー対策室に集約し、チームを組み現世に出てきたファントムの封印が行われるようになりました。
晴彦の所属するチームEの成績は最下位・・・けれど、玲奈ちゃん、水無瀬さん、久瑠美ちゃんのチーム加入によりファントムの封印に幅の広がったチーム戦が繰り広げられます。
世の中には色んなファントムがいました。中には悲しい運命を背負ったファントムも・・・
それらファントムとチームEがどの様に対峙するか・・・本作品の見どころだと思います。
でもそれだけじゃありません。ファイトムに対峙するのは彼らだけじゃなくルルだってしっかり頑張ります。
特にルルが頑張った第10話「小さなルルの大きな夢」は涙無しでは見れませんでした。
元々1クール前提で制作されたようですが、彼らの戦いをもっと見たいと思ったと同時に皆んなの日常パートも見たいと思いましたが、1クールでは尺が全然足りないので、こればっかりは仕方ないのかもしれません^^;
オープニングテーマは、SCREEN modeさんの「Naked Dive」
エンディングテーマは、田所あずささんの「純真Always」
オープニングは、アニメ見たさに何度聴いたが覚えていない位聴きました。
エンディングはルルの曲だったのでしょうか・・・ルルのCVだった田所さんが歌っていたので、頭の中にどうしてもルルが出てきてしまいました。
1クール13話の作品でした。これまで女性の表現の一部を規制してきた京アニですが、個人的にはそこに固執しなくても京アニさんなら良い作品がどんどん作れると思います。
それが足枷になってしまう位なら無い方が良いに決まってます。
どんどん表現の幅を広げていったら・・・それが京アニさんの魅力そのものに繋がるような気がします。