蟹チャーハン さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
さて問題です。人の痛みを知ることが世界平和につながると思いますか?
人の感じた肉体的、精神的な痛みが自分にもかえってくるとしたら、
あなたは耐えられますか?
そんな狂気じみた設定のコンセプトアニメです。
その根底にあるのは、性悪説を前提に、これを無理矢理
矯正してやろうってことですね。
でも、そんなこと可能なのかどうか?
いや、それをしたところで幸せは訪れるのか?
であります。
1話みただけではナントモいえないアニメ代表格。
で、ここからどーするの? て感じですw
とりま、主人公くんは、幼い頃からいじめの標的になりやく、
それは自分の中身が空っぽで共鳴しようにもできないから
人にけむたがられる、排除されやすいのだと指摘されます。
うん、まぁ、たしかに。
妙にがまんして耐えたりすると、
それだけイジメってひどくなりますよね。
そもそも陰湿なやつがやるわけで、図に乗りやすいし、
エスカレートもしやすい。
自分の過去経験からいうと、これを回避するには反撃あるのみですね。
怒りから机もちあげて投げつけたとか、えんぴつで刺したとか
ありましたけど、それくらいやらないと相手も懲りないってのがあります。
あ、話しそれましたw
1話~ ナントモいえないアニメ代表格。ここからどーするの?
主人公をふくむ6人のキャラクターには、彼らが暮らす街が実は特殊な実験
のためのモデル都市で、
そのキズナ計画と呼ばれる運命共同体プロジェクトのための被験者になったことが知らされます。
ここまで一切の同意なし。
誰かが傷を負うと等分の傷みが転嫁されて伝わるらしく、要はケガしちゃいかんよということか。
で、その組織とやらが、あの手この手でケガするように仕向けてくるわけですねw
うーん、先が見えないというか、あんまり楽しくない話しに思えるのが不安ですね。
一話から…ですw
物語のタイプからして、ワクワクよりも不安煽るのが優先で、一週間を怯えて震えて過ごせ!
て感じですかね。
とりあえず、この傷みを分け合うシステムがどんなものなのか考えてみましょう。
仮に誰かが死ぬような行為に及んだ場合、それが等分でもどうなるのか。
腕や足を失うほどのときは?!
瞬間的な痛みはわかりやすいけど、後遺症の残るような深刻なダメージをうけて不随に
なった場合はどうなるんだろうか。
それに怪我すると思って怪我する人と、予想もしなかったところでダメージくらう人では
心理的な痛みの度合いがまったく違うし、それも計算できるもんなのか。
4話まで視聴して~ 話しは進んでないけど、なんとなくおもしろくなってきた!?
{netabare}
謎だった7人目が登場。これが痛みが大好きという変態さんで、メンバーは真っ青に~。
事故も怪我も大歓迎って、自分にはわからないけど、ピアスの穴を20も30もあけちゃうとか、
傷みに耐えてる俺すげーとかってことなのか。
それとも体の一部に不具合抱えた人が好きとかだったりするタイプの人なんでしょうかね。
不自由が気持ちいいみたいな。。。わからんw
ここまで目立つ話の進展はなく、ようやくメンバーがそろった模様。
ただ、これまでは学友、クラスメイトではあっても、互いに無関心だった6人の距離が
ぐっと狭まってきているのはおもしろいですね。
なんとなく観察してるひとりの気分で視聴継続してます。
でも、このエピソードって、このまま続けて爆発的におもしろくなるのだろうか。
なにせ主人公君は無痛症で感情の欠落も激しい子だし、どこかで弾けるのか?!(壊れるともいう)
{/netabare}