Kuzuryujin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ケイとコウはどこへ行く
最終話まで観て、個性的な主人公像と敵対するサトウのキャラが
際立っていてこれは非常に面白い作品のひとつだと思います。
既に劇場版の第1部『亜人 -衝動-』を視聴済み。
第1部視聴後に、原作コミック既刊7巻までは読了済です。
TVシリーズ版は、多少は再構成はされていても
劇場版とほとんど同じ内容だった6話までは流し観程度。
第1部では描けなかった第7話以降から集中して観ました。
(作画に関すること、声優に関すること、
そして実質的に6話までのことは、劇場版のレビューで書きました。)
劇場版第1部は、コミック3巻目の最後まで描かれましたが、
このTVシリーズは全13話で5巻目の途中まで描きましたね。
TV版に関しては、特に第12話と最終話の盛り上げが素晴らしかった。
物語評価は、劇場版第1部以上となり
劇場版の4.0に対し、TV版は4.5に評価アップしました。
{netabare}
サトウの第一のテロの内容、ケイとコウが潜伏先を飛び出す流れなど、
大筋は一緒でも、イベントは所々改変されている部分もあります。
しかしアニメ版は独自の魅力を放ち、これはこれであり。
一時物語から退場したカイトも、
再び物語に絡んでくるのは必至でしょうし、続編が非常に楽しみです。
劇場版は三部作で企画されているらしいので、
TVシリーズも二期が生まれると信じたい。
劇場版は実現しても、TV版は円盤売り上げが影響して
頓挫する可能性も無視できないですが…。
2016年4月28日には第8巻が発売され、
劇場版第2部『亜人 -衝突-』も5月に公開予定。
第1部での原作消化量から察するに、
TV版にプラスされ原作の6巻目まではいくかもですね。
原作読んでて、ケイとコウが否が応でも組むことになったこれからが
個人的に面白さ倍増しました。
正反対なバディの生み出す凸凹コンビの味わいがいい。
アニメが中途半端にならないことを祈ります。
{/netabare}