「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編(TVアニメ動画)」

総合得点
83.6
感想・評価
1243
棚に入れた
7509
ランキング
318
★★★★☆ 3.8 (1243)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ネタバレ

agraz19976 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自衛隊最強説

冬アニメで1番楽しんでたのはこれでした。

1クール目も好きでしたが、2クール目も毎週楽しみで楽しみでしょうがなかったです。

まず自分がこの作品が好きだった要因として、第一に溢れ出すロマン感です。
自衛隊が異世界に行って悪者をやっつけるというコンセプトはありそうでなかったし、特地または異世界でこうやってドラゴンを倒したり、悪い政治家を懲らしめたりと、他所の敷地でやりたい放題やっちゃう感が爽快感がありました。設定としては無茶苦茶だなとは感じておりますwはい

次に、シリアスなシーンでもシリアス感が全くといっていいほど感じられないところです。
これって割と凄いことなんです。イメージとして自衛隊といえば硬派な印象を受け勝ちですが、主人公の伊丹のキャラクター性が物語を通して非常にそういうところを緩和してたなという印象でした。
なので、この作品は自分の中では楽しい作品なんですよね。終盤のピニャ様が牢獄に捕らえられたところはさすがにヤバイなとは思いましたが。
特に際立ったのが、炎龍退治編ですね。最終的に炎龍は倒しましたが、それまでに沢山の死人が出てるんですよね。事前に死をも厭わない的な発言はありましたが、さすがにその後弔いも何もなかったですからそれはどうなの?とは思いましたw とにかく戦闘中の爽快感がハンパなかったですね。
ダークエルフはどんどん死んでいくのにこの湧き上がる興奮はなんなんだろうと不思議な感覚で観ていた覚えがあります。
その後の、2体の翼竜を戦闘機で打ち落とすシーンの方がやばかったww
ざまあww自衛隊に逆らうとこうなるんだよww的な愉悦感が本当にやばい。

最後に、表現方法に遠慮が全くないところです。
1期の興奮したシーンの一つとして、特地から戻ってきた自衛隊に、死人が出たことについて女性議員が問い詰めるシーンがありました。
立場上表立って反論(してたような気はするけどw)出来ない伊丹に変わってロウリィが言い放ちました、あなたバカぁ~!?
あのシーンは本当すっきりした。その後の反論も正論すぎてぐうの音も出ない女性議員。神に逆らうからこうなるんだよざまあwwwってなりましたよ。
自衛隊の話になると政治の話などの難しい関連も重なってくるので観づらい部分でしょうが、ああいうストレートな感情表現をされると、なんか難しい話もどうでもよくなりますよね。そうだよ、炎龍が強すぎたんだよ、死人が出ないほうがおかしいんだよと。
2期ではゾルザル皇帝殿下に、日本人の奴隷をめぐって真っ向から殴りあうシーンがありました。あれこそざまぁかw

今気づいてけど、GATEってストレス発散にいいアニメなのかもしれないw
皆もゾルザルのボコボコにやられるのを見て今日もにっこりしよう!

あえて苦言を呈するなら、炎龍編以降は話の面白さが平行線だった感はありました。あそこがピークだったような・・・
レレイを殺そうとした少女も、考え方がちょっと極端でそれはねえわと突っ込んでましたが。

何はともあれ、今年1位のアニメです。今年はこれを越える作品は出ないかな自分の中では。

何かまともなレビューじゃなくなってしまいましてすいませんw

投稿 : 2016/04/06
閲覧 : 209
サンキュー:

7

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