退会済のユーザー さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
究極の愛の物語
例え独りよがりで誰からも理解されず、また、救いたい相手がソレを望んていなくても、本心を聞いてしまったから。
一人でいるのは怖いと聞いてしまったから。
魔女が生まれない世界。絶望が生まれない世界。
でも、そんな世界は認められない。認めたくない。
だって、それは神様の犠牲によるものだから。
悪魔と名乗ったほむら。
最終的にまどかと敵対しても、彼女は揺るがないのでしょうね。
全てはまどかの為に。全ては自分の為に。
強すぎるまどかの心。弱すぎるほむらの心。
全体を想う愛、個人を想う愛。
誰かを救いたいと想う気持ち、誰か一人を救いたいと想う気持ち。
どっちが正しいのかは僕には分かりません。
キュゥべえの感情について。
ガラスのような瞳を持つ機械的な生物。
最後の方でほむらに感じた感情。
人の心が分からないあの生物が最初に感じた感情。
それは恐怖なのかなと。
全く理解出来ない未知な彼女を見て、きっとキュゥべえは得体のしれない何かを感じとったのかなって。
と、ラストの方のキュゥべえの瞳を見ていて僕が勝手に思ってみたり。
演出について。
これは正直、あまり心に来なかったです。
TV版では不安定な精神が良く表現されていたなと感じましたけれど、今回は見栄えだけだったかなって。
相変わらず奇抜だなーとは思いましたけれど。
ただ前半の、まさしく正しい魔法少女的な演出は良かったです。
それに、マミさんとのバトルは正直痺れました。
あの戦いはワクワクが止まらなかったですね。
でも、マミさんの活躍が、そこだけだったような気がしないでもないのが悲しい。
OP・END共に好き。
特にENDは歌詞が、とても良かったかなと。
やっぱりまどか☆マギカは名作の一つ。
一回観ただけだと意味不明でしたけれど、何回か観ていくうちに、色々と妄想出来ちゃいます。
こういう考える時間も含めて、この作品の事が大好きです。