Lovin さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
観た感じ
■情報{netabare}
原作:おりもとみまな
監督:西村純二
シリーズ構成:砂山蔵澄
キャラクターデザイン:杉本功
制作:TMS/8PAN
話数:1クール全12話
OP:「FEEL×ALIVE」
by 佐咲紗花
ED:「ぶぉん!ぶぉん!らいど・おん!」
by 佐倉羽音(上田麗奈)、鈴乃木凜(東山奈央)、天野恩紗(内山夕実)、
三ノ輪聖(山口立花子)、中野千雨(木戸衣吹)
{/netabare}
■感想
知識:原作漫画作品
鑑賞:TV放送
概要:ばくおん日常系
設定:坂道を登る少女は・・・
見所
1.登校時に登る坂がキツい、と言う理由でバイクに手を出す主人公。
同学年同クラスに詳しい者が居たと言うことで次第にバイクに傾倒していく。
2.正直なところもう少し上の期待はあったのだが、満たされはしなかった。
私が良く観ていた頃の車体は2ストだが今は4ストと全くの別物だし、
ライダーの気持ちに同期できなかったことが大きいだろう。
3.と断罪したところで書くことが無くなってしまった。
とりあえずレビューで示した「女子高生が大型に乗れるのか」
という疑問は作中で描かれる設定にて理解できた。
4.余りにも無気力なレビューのテンションを無理くり上げるため、
ここからややこじつけに近い持論を展開したいと思う。
5.この作品は結果的にバイクの良い面だけを描くつくりになっていて、
総合的な印象がバイクの販促アニメという雰囲気になった。
しかし本当にバイクを売りたいならヤマノススメ2期のような展開にすべきだったと思う。
山は天候が急変したり本当に危険が多くて相当な注意が必要だが、
無理をしなければ寧ろ安全とツレの親父も言っていたし、私が感じた印象も同じだった。
だがこの作品は、ファンタジー要素も交えて面白可笑しく(笑わなかったが)描かれた。
各話終了後、申し訳程度に「交通ルールを守りましょう」的な告知はあったが、
あんなものは所詮PL法的なアレで、自分たちを守るためのものだとしか思えない。
それに法律を守るか否かはライダー自身が決める話で、注意喚起など意味を感じない。
溝走りのような快感は一度味わったら引き返せない麻薬のようなものだと思う。
そういった闇の側面もしっかりとアピールすべきだったと思う。
真偽の程は知らないが、この作品に影響され、片足を切断した方も居られるらしい。
そういったところに配慮ある描き方をするべきだったのではと思う。
今は、そういった心遣いも要求される時代なのでは、と思う。
6.監督はあの小難しい哲学的な作品を描いたあの方。
他にも何か作品を観た気がするけど何だったのかは思い出せず、
大変失礼ではあるが余り良い印象が無い。
7.主人公の中の人はある作品で一人15役弱をこなした方だった。
8.杉本功は、私が一番に挙げているガルパンのキャラデザを担当している。
私の敬愛する名アナウンサーと同姓同名で嫌いなわけではない。
だが杉本功のキャラが好きだからガルパンを好きになったわけではない。
だから放送開始前から杉本功の名を聞いても「笹食ってる場合じゃねぇ」とはならなかった。
■蛇足{netabare}
昔ある詐欺師が、免許を取ったらバイクをくれる
バイク自体はNinjaで、知り合いのバイク屋に預けている、
と言ったが、私が免許を取得することはなかった。
{/netabare}