タック二階堂 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
死んでは戻り死んでは戻りって、けっこうトラウマになるよねw
無力な少年が手にしたのは、
死して時間を巻き戻す“死に戻り”の力。
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと
召喚されてしまった少年、菜月昴。
頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が
手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す
《死に戻り》の力だった。
大切な人たちを守るため、そして確かにあった
かけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、
過酷な運命に立ち向かっていく。
(公式サイトより)
というお話。
初回は1時間SP。
ですが、1時間を感じさせないほどスピーディな展開、
適度に散りばめられたコメディ感、サテラ(エミリア)の
CV:高橋李依の名演……。初回としては上々だったのでは
ないでしょうか。
高橋李依は「この素晴らしい世界に祝福を(このすば)」で
めぐみん役を好演しましたが、今作ではメインヒロインに抜擢。
一瞬「おや? めぐみん?」と思いましたが、話が進むうちに
このすばの雨宮天のような雰囲気の声を当てていますね。
それはさておき、設定なども「このすば」に似ています。
ギャグの要素を減らし、シリアス感を増した感じ。
このすばを面白く観ていた人なら、これも楽しめそう。
でも、異世界召喚を一瞬で察した主人公が、タイムリープに
気づかないのはどうなんだろうw
============第2話視聴後、追記です。
まあ、詳しくは書きませんが、タイムリープして
改めて行動する時に、観ている方とストーリーの
演者の考えが異なることは往々にしてあります。
今回は、少し僕が思っているのと違いました。
まあ物語なので、こちらの思いを良い方向に
裏切ってくれた方が良い作品になるはず。
初回より評価アップです。
===========第3話視聴後、追記です。
また死に戻りルートかと思いきや、ラインハルトの
助太刀で何とか一命を取り留めるという展開。
さすがに次に死んだら、八百屋のオヤジの前って
ことはないでしょうね。ここがセーブポイントかな。
回を追うごとに面白くなってきました。
これは良作の予感がします。
===========第9話視聴後、追記です。
これは見くびっていました。
もちろん今までも面白かったのですが、そういう
レベルを超えた出来の作品かもしれません。
予想の上をいく展開。個々のキャラの魅力、
高い演出力。どれを取っても、かなりレベルの
高い作品なのは間違いありません。
===========第12、13話視聴後、追記です。
新章突入です。
なんというか、ロズワール邸の章では非常に
男らしさを見せたスバルが、いったいどうした
と言わんばかりの意味不明な言動。
厨二というよりは、単なる空気の読めない
痛い奴と化しています。
まあ、引きの巧さは健在ですし、今後も展開が
気になるので大きなマイナスではありませんが。
===========第14話視聴後、追記です。
相変わらず、スバルがひどい。
自分勝手で、自分を過信しすぎていて、他者を
見下していてというクズの極みな性格。
まあ、逆を返せば主人公をここまで反感を買わせる
キャラに描けるのも制作スタッフが優秀なため。
よくある異世界モノや異能者モノの主人公は、
回りのヒロインを引き立たせるためだけの、性格
すら分からないキャラばっかりですからね。
(アスタr…の主人公とかね)
そして、レムが可愛い回でした。
しかし最後には死んでいた。
相変わらず引きの巧さは抜群です。
===========第15話視聴後、追記です。
凄まじい…
ただただ凄まじい…
これしか言えません。
評価少し上げました。
これは凄い作品だ。
===========第18話視聴後、追記です。
制作陣が大々的に交通広告まで打って、神回と
煽った18話です。
言うだけのことはあります。涙が止まりません。
後々まで語られる回になるでしょうね。
===========最終話視聴後、感想です。
いわゆる異世界召喚モノのファンタジーですが、
しっかり練られた脚本・演出、丁寧な作画、
声優の演技など、TVアニメ作品としては、
非の打ち所がない出来でした。
おそらく原作は、まだ続いているので、2期を
見据えたエンドなのでしょうが、いちおうの
大団円でスッキリと終わりました。
傑作と言っていいでしょう。