移リ木うらら さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
運命は再会する
幾原監督の作品は今まで出会って別れで終わっていたけど、
この作品はその後。再会後の話だと思った。
ウテナであれば、アンシーとウテナが再会した後
ピンドラでいえば、ひまりとかんちゃんが再会した後
強い引力で惹かれ合う二人(銀子と紅羽)は、理性と運命によって何度も離されながら
それでも再び出会う。
放映当初は良い百合アニメ程度の認識でしたが、そもそもユリであることも頷ける。
クマたちの世界は鏡の向こう。鏡に映る姿は自分自身。
つまり、銀子=紅羽。
だから百合なんだろうなぁと。
あとは、るる=純花。
スキ=自分自身を受け入れる。
これは全部内側だから全員女の子。
死んでいくクマ達は自分との闘い。
でも、あるし、外側の世界との闘い。
幾原監督が今まで描いてきたものから一歩踏み出した作品だった。
やっぱり幾原監督の作品大好き!!!!