幽霊な校舎 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラムネのビー玉って綺麗だと思ったあの日。”だがしかし×4”
”だがしかし”
好きなものは好き。
竹達彩奈さん演じる”枝垂ほたる”はこよなく駄菓
子を愛する年頃の女の子。
空のラムネの瓶をマイク替わりに
「そう! 私は駄菓子!!」
なんていう謎の事を言い出しそうなキャラクター。
だけど、そこが好き(笑)。
”だがし”
幼少の頃、友達と駄菓子屋に行った時の記憶を呼び
起こせば、ぶためんにお湯を入れず食べていたのも
今は昔のこと。アニメを見ながら、きっとそういっ
た懐かしい気持ちを味わえるはず。また作中では、
駄菓子が生まれるまでのエピソードも聞けることが
あるので、”そうだったの?!”というちょっとし
たサプライズもある。
そういう意味で、二度おいしい――なんだって!?(笑)
”かし”
コンビニで普通のお菓子を買うことはあっても、駄
菓子はあまり買わないかも。久々に駄菓子を買って
見ようと思います! →都こんぶ、ふつーに美味しかった。
”しかだ”
このレビューで、だがしかしのタイトルをもじるの
も半ば強引だけれど、アニメの中のキャラクターの
名前も結構ギャグっぽいです。
・主人公:”鹿田ココノツ”。苗字の”しかだ”は
どこか”だがし”に通ずるところがあるんじゃな
いかー?
・主人公の父親:”鹿田ヨウ”。流し読みすると
”シカだよう”。
・サブヒロイン:”遠藤サヤ”。英語っぽくすると
”Saya Endo!”。食べれません。
・サヤの兄:”遠藤豆”。読み仮名は、”エンドウ
トウ”。……マメじゃないんだ。
◎そしてなんといっても、こういう名前にも負けない
個性をキャラクターが持っているのがいい!
”がしかし”
だがしを題材にしたユニークな切り口で日常を描いて
いて――
もちろん、物語の展開に軸足を置いていないので、引
き込まれる度合いは浅いかも。
それでも、毎回ちょっとくすっとできる、いなくなっ
て気付く、「あぁ、あいつがいないと寂しいな」
なんていうポジションの作品でした。