いしゆう さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
何度も観れる 日常系ミステリー わたし気になります!
あらすじは あにこれを参照ください 放映時期 2012年4月~9月
作品のに表紙に描かれている
鮮やかな桜に思わず目を奪われ”氷菓”に興味を持ちました。
バラ色の高校生活に 一人灰色の高校生活を望む”奉太郎”
彼は出来るのに やらない人 そんな省エネライフを過ごしていた
ある日 インドから姉の手紙で人気の無い古典部の存続を託されてしまう
とりあえず 部室に向かうと そこには一人の女の子がいた・・・・。
ダジャレ好きで人との距離間が近く 口癖は”わたし 気になります!”
そんな ”える”と行動していくうちに いつの間にか彼女のペースに
そんな 魅力を持つ彼女には 一身上の都合があった・・・
この作品は古典部メンバーが 色々なミステリーを解いていく物語
古典部は以下の4名
・折木 奉太郎
・千反田 える
・福部 里志
・伊原 摩耶花
※”える”以外は ”奉太郎”と中学が皆同じという設定です
彼らを中心に物語は進んでいきます
学校の七不思議的なものを解いていくところは
題材がとても身近に感じられて すぐに物語に溶け込めました
それと お互いが 協力し合い ともに成長していく姿は観ていて楽しい
”える”と”奉太郎”の関係は優しい光と影のよう!
そんな光に触れ ”奉太郎”の退屈な日常が 変わり始めます♪
そして”里志”と”摩耶花”もキャラが立っていて良かったです
{netabare}
段々と出来る人に変わってく”奉太郎”
その変化をずっと”里志”は傍で見ていた・・・・・ この二人の関係が
文化祭で変化し その後バレンタインデーでぶつかる場面は心にきました!
出来る人になっても 一番身近な”里志”の変化そして気持ちに
気付けなかった”奉太郎” ”える”には少し悪い気もしますが
あそこは”雨降って地固まる”じゃないですが 良い場面だと思います
そして 最終話 桜並木での”奉太郎”と”える”の あのシーン!
そこではじめて”里志”の気持ちが分かる・・・
そして自分の”える”への気持ちが分かる・・・ 良いエピソードでした♪
以上は わたしの勝手な”想像”です( 気を悪くしたら ごめんなさい )
この作品は思春期の微妙な気持ちの変化が
映像で上手く表現できていて とても素晴らしかったです
回を重ねるごとに 段々と古典部メンバーへの愛着が湧きました
{/netabare}
背景は 少し黄色と黄緑掛かった柔らかな光の使い方が目に優しいです
そして 少し田舎の風景 そんな自然にあふれ 季節を彩る背景は
物語に合っていて観てて癒されます 特に印象的なのが桜舞い散る最終話
是非 観て下さい! これ・・・聖地巡りも 行ってみたい♪
話の流れはとても丁寧に描かれていて 展開もスムーズに感じました
そして 話の展開の”間”それを繋ぐ人物の表情 良かったです
セリフは多く感じますが 謎解きに関係しているので聞き逃しは駄目です♪
音楽は作品に合っています 前期OPの”優しさの理由”は特に好き♪
作中流れるクラッシックも雰囲気が出ていて 作品を盛り立てます!
{netabare}
ミステリーって派手で奇抜な演出とか ありそうなのに
この作品は普通なんですよね・・・まして殺人なんてないし
反面 謎解き毎に変化していく人間関係はすごく面白かったです。
古典部が謎解きする内容はとても古典的 これ ダジャレですか?
”える”じゃなくても わたし 気になります!
<↑すみません これを書きたかっただけです・・・ >{/netabare}
時期は 主人公たちの高校1年生の1年間を描いています
思春期の男女の 色々な感情が交錯しお互い刺激し合い成長しあう姿が
とても丁寧に描かれていて 良かったです。
派手さの無い日常系ミステリーってどうなのって最初思っていましたが
観始めると止まらない 結末を知っても 何回もリピートしたくなる
そんな不思議な魅力にあふれた作品でした○o。.
(ミステリーも良いですが それ以上にキャラクターに魅力を感じました)
観終わったあと もう少し彼らの先を観たい!そう感じました {netabare}
ただこの先の展開を考えた時 恋愛部分が停滞するならイライラしそう!
恋愛が発展するなら Ⅱ期 観てみたいですが そうでなければ・・・です
非常にワガママですが 正直な気持ちです。{/netabare}
最後に わたしが運動部だったので 文科系って実際どうなのだろう
”わたし 気になります!”←< m(__)m つい使いたくなります >
以上 最後までお読み下さりありがとうございます。