ハヤブサ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
私史上NO1に君臨し続けるもの その2期
一切のほころび無し。全てが好みです。
ルルーシュ会いたさに3回観てきました‥
アニメ好きに導いた作品です。
何故ここまで今も尚惹きつけられるのか‥その2期
ルルーシュ「‥俺のせいでシャーリーは記憶を‥会長もリバルも勝手に記憶をつくりかえられて‥いつまでもこのままじゃいけない‥全てが終わったら‥きっと君を‥」
ルルーシュ「質問しよう‥ギルフォード‥正義で倒せない悪がいる場合、君はどうする?悪に手を染めてでも悪を倒すか?己が正義を貫き悪に屈するか?」「私なら悪を成して巨悪を討つ」
ルルーシュ 時を止めるギアス発動中ナナリーへ「今は他人のフリをしなければならない。必ず迎えに行く‥だから‥それまで‥ナナリー愛してる」
しかし、ナナリーは自分の意志で総督になり、優しい世界をつくろうとルルーシュから自立し歩き出していた。ルルーシュ「ナナリーの意志をねじ曲げて連れ出すことはできない‥」「もう‥ゼロも俺の闘いも要らないんだ‥」ルルーシュは乱れる‥
ナナリー「私はお兄様にずっと守られて生きてきました。きっと私のことを見てくれているはずです。だから私はお兄様に見られて、恥ずかしくない選択をしたいのです」‥ナナリーはルルーシュの背中をみながら、強く立派に成長していたのだ。
ルルーシュ「幸せに形があるとしたらどんなものだろう。スザクが言っていたように、ガラスのようなものかもしれない。だって‥普段は気付かないから‥でも確かにそこにあるんだ。その証拠にちょっと見る角度を変えるだけでガラスは光を映し出す。そこにあるのだとどんなものよりも雄弁に存在を主張するから‥そう優しい世界はこんな近くに‥偽りの記憶に汚されてもなお、透明なガラス色で‥いつも‥ずっと‥」「そう‥俺の闘いはもうナナリーだけじゃ‥」
‥この後、ルルーシュは100万人の日本人が血を流さずに、ナナリーの元から去る策を施行する。
ゼロに刃を向ける者を前に、
ルルーシュ「俺は引き返さない‥」
捕らえられたカレンへ「(失態などいい)あきらめるな‥必ず助けてやる!いいな?下手に動くな」
ルルーシュ 追い詰められて「勝ってみせる‥この絶望的な状況でも‥」
ルルーシュ ギアス解除されたシャーリーへ
「俺はもう‥失いたくないんだ‥」
ルルーシュ ギアス発動「ダメだ‥シャーリー‥死ぬな」
ルルーシュ「シャーリー‥俺は君に謝りたかった。謝らなければならなかった‥君が多くのギアスに巻き込まれ犠牲になってきたことを‥俺はどうやって償えばいい‥教えてくれ」‥ギアスの源 V2と闘う
ルルーシュ「皇帝が生きていた‥いけない‥今すぐにでもナナリーを助けなければ‥」ルルーシュは苦渋の決断をし、スザクへゼロは自分であることを明かし、ナナリーを助けて欲しいとお願いする。必死の訴えにスザクは「いいだろう」ただし、エリア11にルルーシュが1人でくるように要求する。
ルルーシュ「(ユフィやシャーリーが死んだ)全ての罪は俺にある。だからナナリーは関係ない」土下座「すまない」「これ以上は何も要らない、ギアスだって‥ナナリーを助けてくれ、頼む‥」スザク ルルーシュをストンピング「そんな事で許されると思っているのか!こんな事で‥」
ルルーシュ「思わない‥でも、今の俺にはこれしか‥ナナリーを救うにはお前にすがるしかないんだ‥」‥…スザク「奇跡を起こしてユフィを生き返らせろ!ゼロなんだろ!!」スザク ルルーシュを踏みつけ続ける
ルルーシュ「奇跡などない‥全ては計算と演出‥ゼロというのは記号なんだ‥嘘をつくための装置に過ぎない‥」‥スザクとルルーシュは世界とナナリーを救う約束をするが、隠れていたブリタニア軍にルルーシュ捕らえらる。
その後ルルーシュはギアスの力を使い逃走
ルルーシュ「さらばだスザク‥俺の最初で最後の友‥」
ルルーシュ「そうだ‥俺が間違っていた。情けなどに頼ろうとしたのがいけなかったんだ‥冷徹‥非情‥自らを完全な状態に置かねば、ナナリーは取り返せないんだ‥」
涙をこらえながら決意する。
ランスロットのフレイアで東京が壊滅
ルルーシュ「ほんの少しでいいんだ‥ナナリーと話をさせてくれ‥」「最優先だ‥全力でナナリーを探し出せぇーーー」
ゼロの力がなかったらとっくに死んでいたのに、ギアスの力が主張された途端手のひらを返す人間「ゼロはペテン師だ」「ゼロは俺達を騙してたんだよ、俺達を一つの駒として!」(黒の騎士団ってなんて脆くて弱っちいこと‥利用されるもよしとしてゼロをリーダーに選んできたのはこいつらなのに‥ルルーシュの言う通り、ゼロは単なる記号、ゼロはずっと独り‥)
ゼロに銃を向ける死ね死ね団
カレン「待って‥一方的過ぎるわ、こんなの‥ゼロのおかげで私達ここまでこられたんじゃない‥ゼロの言い分も‥」
北拳ザコ「ひゃっはーどけー」ゼロをかばうカレン「答えてルルーシュ‥あなたにとって私は何‥?私‥あなたとなら‥」
見下ろすシュナイデル殿下。ルルーシュは逃げ場がないことを悟る。
カレン「ねぇ‥答えて」ルルーシュをかばうカレン
ルルーシュ「ファハハハハーバカめ、今頃気付いたのか。自分達が利用されていることを。貴様ら駒に過ぎないということを!」
カレン「ルルーシュ‥」
ルルーシュ「カレン‥君はこの中でも特別優秀な駒だった。全ては盤上のこと‥ゲームだったんだよ、これは‥」
カレン「そう‥(涙」「さよなら‥ルルーシュ‥」ザボエラ「銃向けて)構えー」
ルルーシュ「カレン‥君は生きろ‥」小声
(悪態ついてカレンを突き放すシーンは大好きです‥目的のために冷徹非情になって闘ってきても失われることがなかったルルーシュの優しさ、仲間を守ろうとする強さと誇り、また、自分の人生を捧げてきたナナリーを失ったことでの悲しみと諦観
(ここまでどれだけ真剣にナナリーのために生きてきたのかを感じます‥)‥ルルーシュの魅力が詰まってます)
ルルーシュ「もう俺は生きる理由なんて‥」
腹黒のなんたら「黒の騎士団にもうゼロは必要ない」カレン「私達‥ゼロのおかげでここまでやってきたのに‥こんな使い捨てるような‥」
神ね島にてルルーシュ
「止められるものなら止めてみよ!我が絶望に敵うものがいるのなら‥」
ルルーシュ 皇帝陛下へ「お前達は知っているのか?ナナリーの笑顔の意味を‥」
「ナナリーは目も見えず、歩くこともできなかった‥だから世の中には自分1人ではできないこともあると知っていたんだよ‥ナナリーの笑顔は‥せめてもの感謝の気持ちなんだ」「それを嘘だとは言わせない‥現実を見ることもなく、高みに立って俺達を楽しげに観察して‥ふざけるな!事実は一つだけだ‥お前達の親は俺とナナリーを捨てたんだよ!」「消え失せろー」
最後の策 C2「やはり出るのか?ナナリーを撃つことになっても‥」「恨んでないのか?私のことを‥」ルルーシュ「お前がいたから、俺は歩き出すことができたんだ‥そこから先のことは全て俺の‥」
ルルーシュ ディートハルトを倒す「俺の存在を否定する権利は‥お前にはない」
ディートハルト「最後せめて私にも‥ギアスを‥」ルルーシュ「お前にはギアスを使う価値はない‥」
ルルーシュ ナナリーへ「(ダモクレスの鍵)お前には危険なものだ」
ナナリー「だからです‥私も目を背けてはいられないから‥」ナナリーがギアスをやぶった。自分の意志でか‥
ナナリー「私にもギアスをかけるつもりですか‥」
ルルーシュ「ダメだ‥ナナリーの意志までねじ曲げては」
ナナリー「憎しみはここに集めるんです‥みんなで明日を迎えるためにも‥」
ルルーシュ「ナナリー‥お前も‥なら‥」
「ルルーシュニブリタニアが命じる‥ダモクレスの鍵を渡せ‥」ナナリー「いや‥お兄様に鍵を渡してはいけない‥これ以上罪を‥」‥ギアスにかかる‥「どうぞ‥お兄様」鍵を渡す
ルルーシュ「ナナリー‥お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も‥俺の道を進むことができる」「ありがとう‥愛してる‥ナナリー‥」
ナナリー「ギアスを使ったのですねー」
「待ちなさい‥待って‥お兄様は悪魔です。卑劣で卑怯で‥なんてひどい‥」
無言で立ち去るルルーシュ‥
ルルーシュ ダモクレス制圧「我が覇道を阻むものはもはや存在しない。」
皇帝なりしルルーシュを撃つゼロという名の記号‥ルルーシュ 解放の笑み‥
‥回想‥
ルルーシュ「スザク‥約束通りお前が俺を殺せ‥」スザク「やるのか?どうしても」
ルルーシュ「世界の憎しみはこの俺に集まっている‥後は俺が消えることでこの憎しみの連鎖を断ち切るだけだ‥」
「‥明日を迎えることができる」それがゼロレクイエム
ルルーシュ「なぁスザク‥願いとはギアスに似てないか‥?自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める。俺は人々の願いという名のギアスにかかる。世界の明日のために‥」
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ‥」
スザク‥お前は英雄になるんだ。世界の敵、皇帝ルルーシュから世界を救った救世主‥ゼロ
スザク「そのギアス確かに受け取った」
ナナリー ルルーシュの記憶を読む
「そんな‥(涙)お兄様は今まで‥お兄様、愛しています‥」
‥俺は世界を壊し‥世界をつくる‥
ナナリー「お兄様‥(涙)いやっ‥お兄様‥目を開けてください‥」
民衆「魔王ルルーシュは死んだぞーー」
‥世界が明日を迎える‥
ナナリー「ずるいです‥私はお兄様だけでよかったのに‥お兄様のいない明日なんて‥そんなの‥(涙)「ウウッーー」
世界が明日を見つけ、ゼロの歓声をあげ、皇帝ルルーシュの死を喜ぶ中‥
ナナリー1人‥明日を見失い、ルルーシュを抱いて泣く
(最高の神シーン)
「ねぇ‥ルルーシュ‥世界は良い方へ向いている。憎しみや悪事はほとんどあなた1人に押しつけられて‥でも、だからこそ、みんなは過去にとらわれず、先に進めるのかもしれない‥計算どおりだってあなたは笑うのかしら‥」
世界を壊した時、新しい明日が創られるとか‥そういうんじゃなくて‥
‥ただルルーシュに憧れるんです。
人々にとっての悪や憎しみの中で、真を貫くことは孤独であり、心荒ぶり壊れる‥傷だらけです‥それらの業や罪を全て飲み込んで
‥罵られても憎まれても疲れても涙出ても土下座しても落ちぶれても裏切られても死んでも‥
ナナリーが安心して暮らせる未来への執念がブレないのです。誰がどうやってもどう追い込んでも折れないんです‥
そして、悪と呼ばれることよりも、自分の進む道や自分がどう在るかを優先しています‥漆黒に染められた中でも、その奥底にある澄んだ白がにごらないんです‥
ルルーシュの「止められるものなら止めてみよ!我が絶望に敵うものがいるのなら‥」「俺の存在を否定する権利は‥お前にはない」「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ‥」という言葉に隠された「ブレずにごらない強さをもて!」
といったギアスが‥心に迫ってくるようでした。
‥もう一つ‥悪、卑怯と言われたルルーシュはナナリーにとっての無二の英雄でした。‥だからこそ、きわだって輝いている‥言い換えれば、誰からも愛される広く浅い英雄ではなく、憎まれてもたった1人のためだけに深く染まっていった漆黒の中の奥底にある白だからこそ、その強くて純白なルルーシュ英雄像に、憧れ続けているのだと思います。
真の英雄ってなんでしょう‥嫌われようと悪と呼ばれようともにごらない‥絶対絶命でも力及ばずとも折れずに、たった一つの願いのために世界と闘い尽くしたこの姿だと思います。
「ルルーシュニブリタニアが命じる‥お前は生きろ‥活きろ‥いきろ‥(リフレイン」これほど一生懸命生き貫いているルルーシュが好きだということが、私にとって神作であり続けている理由だということが理解できました。