ローズ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
小子のバスケ
学校のバスケ部が活動停止になってしまい好きなバスケができなくなった長谷川昴(はせがわ すばる)。
昴の叔母で慧心学園初等部の教師である篁美星(たかむら みほし)の誘いによって昴が小学生の女子バスケ部のコーチとなり、部員のバスケ技術やその他の面でもサポートするようになる。
一部の人には「ロリきゅーぶ」と称されるように女子小学生がメインの作品なので、ロリコン要素があるのは否定できません。
ただし、ロリコンだけではありません。
ひたむきに一生懸命バスケに取り組んでいるスポ根作品でもあります。
視聴者側の見方によって変わるところかな^^;
メインとなるのは男子バスケ部との体育館の利用を賭けた戦いと硯谷女学園との練習試合でしょう。
元々、昴がバスケのコーチを依頼されるキッカケとなった男子バスケ部との試合。
短い時間しかコーチができなかったため、部員の技術の向上はまだまだ足りません。
全体的にレベルの低い状態から試合を成立させるために色々な手段を使います。
努力の結果や奥の手などを使っているところはコーチの技量でしょう。
硯谷女学園との練習試合では、バスケ部として公式試合ができないという現実に直面してしまいます。
しかし、そこはスポ根作品。
合同合宿から練習試合へと展開していき、各々のプレイヤーの成長が見る事ができるようになっています。
結構、熱い話もあるので、単純な作品の型枠を作るのはもったいないように思います。
ロリコン要素のあるスポ根作品。
スポ根要素のあるロリコン作品。
どちらが正解なのかは観る人次第だと思います。
(ちなみに自分はスポ根物として観ていました^^)
各話のタイトルを見て気づくのは洋楽の要素が満載だという事です。
アニメとは関係ありませんが、洋楽好きな自分にとっては嬉しい遊び心です。
余談ですが、女子バスケ部の一員である袴田ひなた(はかまだ ひなた)「おーっ」という言葉に
強力な攻撃力・破壊力があると思うのは自分だけでしょうかw
ダンクシュートをバンバン決めるような有り得ないバスケ作品よりは現実的です。
欲を言えば、もう少し練習風景を見せてくれるといいのですが、画が地味になるので仕方が無いのかな^^;
どんな内容が魅力なのかは、視聴者側に委ねられている作品だと思います。
(……性癖がバレる事もあるかな~w)
2期目も「小学生は最高だぜ!」なのかな^^;