「C3 -シーキューブ-(TVアニメ動画)」

総合得点
70.5
感想・評価
1099
棚に入れた
6347
ランキング
1566
★★★★☆ 3.5 (1099)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.6

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ネタバレ

黒神真 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

箱感想

全話見ての感想は勿体無い。
2クールで丁寧に作れば良い作品と言われたでしょう。

物語の評価が低いのは物語の流れが早すぎるのと説明不足な点と、もう少し描写の仕方が他にもあっただろうという所。

1話の掴みは良く、主人公の家に父の趣味?と思われる物が届く。
その箱が、女の子で呪いを解く為に主人公の家にくる。
呪いの影響を享けない主人公と呪いを止めたいヒロインの物語。

内容的には日常でトラブルを解決していき、人の役にたって呪いを少しずつ消すみたいなのを想像していたが違った。

話の流れが早く、でも1話で人形原 黒絵フラグや村正 このはが普通の人でなく同類の存在である事やメインヒロインのフィアが罪の意識を感じている描写などあって駆け足ながら重要な場所は押さえているとは思う。
そうゆう所を注意深くみていればストーリーは理解できる範囲には作られているが、二話以降からの駆け足は流石に原作読んでない私でも理解できない所があった。

特に第六章~第八章の《王権を果たす完全人形(サヴェレンティ・パーフェクション・ドール)》のお話は流石に・・・。

入れ替わりなどは要素はあったが原作を読めばもっと、要素があるだろうと。
トリックや白穂達の思惑を考えると、良いストーリーなのに勿体無いなと一番損してるのは父親に対して抱いていた感情がなぜなのかとか、そうゆう関係が険悪な理由だとがすっとばされていて、八章の最後に急に語られても感情移入できないなぁーと。

最終回は少し作画が雑になってたと感じた。
最後のマリアを発動する所は地味によかったとは思うけど、バトルで圧倒的に有利をとっていたはずなのに急に弱くなる敵には違和感がでるし、厨2的発言してる間に、サヴェレンティが隠れて、黒絵を動かすとか小さい人形を操作しているなどの感じならまだ、違和感がなかったが急に鏡破壊からの何の抵抗もなしに捕まって、近距離戦闘をしかける流れはなんか違和感が。
外道な戦術とってたのに急に正統派な戦いをして最後に、実は彼女も人間へ絶望した被害者でしたって流れは雑だと感じた。
そうするなら、捕まっている時に昔を思い出す描写や最悪、急な昔語りでも良いから彼女がそこまで禍具(ワース)を求める理由を語ってあげるべきだと感じた。

この作品の良い点ももちろんあります。
普通に日常のギャグは面白いし、背景の猫やそうゆうネタを仕込んでくるのは良いセンスかと。
あとは戦闘は作画が良いし、ヒロインの顔面が崩壊はしてるけど残虐なシーンでちゃんとしたシリアスもするし、天丼的なお約束ネタなども仕込んできてるし。
まぁ話の流れや、戦闘時の顔面崩壊などを我慢できる人は普通にみれると思います。

私個人的には普通に面白かったと思う。
2クールで丁寧に、あとある程度ストーリーの重要なポイントをちゃんと描写してくれればもう少し評価が上がってたと思う。

声優は普通に演技は上手いし、戦闘の苦しそうな声や絶望してる時の声などは上手いと思う。
特にメインヒロインフィアの田村ゆかりさんや
最初の刺客でもある、ピーヴィー・バロヲイの大原さやかさんや
サヴェレンティの井口裕香さんなど
声優人が本気の演技をしてくれているので見ものです。

投稿 : 2016/03/27
閲覧 : 241
サンキュー:

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