北山アキ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
良サスペンス
原作未読
{netabare}
ストーリー展開で引きつけるサスペンスの良作。
リヴァイバルは別にして、超人的なチート設定に頼らず、
子どもの生活圏の中で子どもの能力の範囲で展開した作劇は
すごく上手くて、面白かった。
ただし、大きな疑問も残った。
最初の時間軸と一度目のリヴァイバル後に大人に戻った時が
同じ時間軸の出来事なのか救出失敗後の延長の時間軸なのか?
これは良く分からなかったが物語上はどっちでもいい。
一方、最初の時間軸と二度目のリヴァイバル後の時間軸は別の時間軸だ。
後の時間軸のほうで犯人は悟に特別な感情を抱くことになるが、
最初のほうでは悟に対して特別なものは無かったはずだ。
千葉で議員をしながら北海道に住む母親に粘着していたとは考えにくい。
とすれば、犯人は悟に粘着していた?
でも、最初の時間軸の時点から悟に粘着していた理由は?
最終話は後の時間軸での悟と犯人の関係を上手く説明していたと思うが、
最初の時間軸を考えると、説明不十分なまま終わった気もする。
粗さがしのようで申し訳ないが、原作読むと分かるのだろうか?
原作と違うエンドみたいだけど、
OPの屋上シーンはアニメ版最終話シナリオ完成前に作られたのかな?
{/netabare}