ふりーだむ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
良作はやはり良作である。~~2回目視聴終了につき、感想書き直し~~
さすが、良作と呼ばれ、ランキング1位の作品。2回目も新鮮に見ることができました。
前回(初見)は、ランキング1位の期待を持って見ていましたので、ハードルを上げてしまったようです。
時間も空いたこともあり今回はそういった認識もなく見ることができました。
それぞれのキャラの立場や、設定もしっかりしていて、ストーリーも、前半のほのぼのムードから、別荘から学園祭でのそれぞれの思いの変わりゆく様、そして聖夜祭以降の個々の思いを不器用にぶつけていく様を感じながら見ていました。
罵りながらも大河の竜児への信頼感。
暴力的な部分が目立つ中での大河の北村への純粋な思い。
竜児の実乃梨へのほのかな恋心。
北村のすみれへの一途な思い。
亜美の竜児への押し殺した思い。
麻耶の北村への恋心。
実乃梨と大河の友情。
実乃梨の竜児への打ち明けられない思い。
そして最後の大河と竜児の互いを思い合う心。
色々な思いが高校生という若さの中、不器用に交錯し、時にはぶつけ合い、傷つき傷ついていく。切なく、時にはもどかしい思いをしながら見ていました。
今回2回目ながら、不覚にも泣いてしまったシーンがあります。すみれと大河の喧嘩のシーン。すみれが苦しい心情を涙ながらに、ボロボロになりながら吐露するシーン。その思いに気付かされる大河と北村。この場面は1回目でも少々きましたが、今回は気持ちが入ってしまいました^^;歳をとると涙もろくなるものです^^;
初見で気になった終盤の駆け落ち。やはり、母思い、友達思いの「竜児」というキャラには似合わないような感じは否めなかったです。まぁ最後はまとめてくれましたけども。
2回目の視聴を終え、やはり、噂に違わぬ面白い作品ということを再認識しました。良作は何度見ても面白いですね。
そして、やはり、亜美ちゃんはいい女でした。あんな娘に、あんな風に思われたいもんです^^