蟹チャーハン さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
相変わらず千早はわが道、新たへの道を進む。太一も呪縛から解放されていいころ?
そして二期ですが、、、
残念ながら、千早にはがっかりすることが多かったです。
というか作者にがっかりが正解か。
千早抜きでもイイ線いけると思うし、
太一主人公なら星4点あげたいんですがw
以下、早々にネタバレします。
あんまりいいこと書いてないです。
ファンの方は読まないでください。。。
{netabare}
まず、千早は成長してるんですかね?
若宮クイーンと周防名人のいいとこ取りなスタイルを目指したような
描写はあったけど、その後、特に活用してる様子もなかったかな。
若宮さんの紐付けスタイル、周防名人の音から想像する早取りスタイル。
前に原田師匠から、早く取るのをやめなさいって指導うけて、
いくらか下がって取るようにして、余裕をもつよう心がけてたけど、
そーいう工夫をいまもしているのかわからなかった。。。
特に二期の大会では、対戦相手が特殊なチームばかりで
一見外人だけど日本生まれの在日の人であるとか、
テレビのクイズ王で知られるチームであるとか、
無理におもしろくしようと変化球ばかりで、正直、興を削がれた感じです。
マイナー競技で参加校が少ないのは事実なんだろうけど、
それで県大会を優勝してきたといわれても・・・どうなんでしょう(笑)
コミックのあさひなぐもマイナーな薙刀競技を扱っていて、
大会の参加校は決して多くないけど、すごく丁寧に
作者が薙刀に感動してリスペクトしてる感じはするんですよね。
とりま二期でも千早の迷走は続きます。
マイペースで頭の中はカルタと新のことばかり。
机君が自分は偵察にまわるといった時のフォローが今回もなし。
変わりに肉まんくんが怒ってくれたけど、あれは千早が言わないとなぁ~。
そーいうキャラではないんだろうけど、千早が机君とは逆の
単なる団体戦での勝ち駒のひとつなんじゃないかと思えてくる。
まぁ、実際はエース対決で負けることの方が多いのですが。。。
野球やサッカーではよくあるけど、レギュラーに入れなかったり故障したり
していないのであれば、やはる机君には選手でいるチャンスがある間は
選手として戦ってほしいですね。部の立ち上げメンバーなんですから。
とまぁ、千早には飽きれてすでに興味ゼロ状態で見続けましたが、
今回も太一が奮闘する回であるとか、机くんの活躍回はよかったです。
気持ちが伝わってきて、試合が終われば爽快な気分になります。
特に試合中に男子4人が立ち上がって一息いれなおすシーン。
胃袋のあたり手でおさえて、なんかこうメラメラしてきた!!
なシーンがよかった。 一緒にメラメラしました~。
あ、そうなんです。
なぜか千早の試合は見終えても爽快感がないんです。。。
なんでだろうか。
自己中だから、もう勝手にやっててと思うからだろうか。
ひとつ惜しかったのは、北央高校の新キャプテンくんのキャラ設定かな。
千早たちに敗れて近江神宮にこれずに泣いていたけど、
主将にもなって、雪辱果たすのにさぞ気合いはいってるかと思ったら
適当に流せばいいって・・・。 ええええ????
どうもこの作者の本気度がわかりかねる。
どういう方向にもっていきたいのか。
極端に変わることはないけど、そこ大事だと思うんですよね。
バレーだけど、ハイキューは良いお手本になると思います。
そもそも団体でしかできないスポーツだからこそ、信頼関係が重視されている。
頼り、頼られる責任の重さ。
このままだと千早はプロレスでいう川田みたいなポジションになるのかな。
名勝負製造機といえば聞こえはよいが・・・
はたして三沢になれるのか? うーん、微妙。
{/netabare}