りくりく さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
なにもない
池袋の町を舞台に様々な人々が絡み合う群像劇。
群像劇と聞くと自動的に全然関係のなかった人達がラストに向けて次第に一つに混ざり合い、予想もできなかった方向へ物語を発展させていく、といったものを予想していたからか、ラストまで見た時の落胆はひどかった。
基本的にはキャラクターアニメなのだろうか、一つの町と、その中で暮らす不可思議な人々を描いただけのものだった。それにしては主人公?のよさも一度描かれたきりで、キャラクターを生かしていない。彼らは生き生きとしていない。シナリオに沿って動かされていると感じてしまう。
登場人物もただ多いという感じ。一人一人少しずつではあるものの焦点を当てていくのでまとまりがない。よって、後半取り残されていく者も多いし、全員の関係性も薄い。
主に活躍していく主要の三人もただ一緒にいるだけ、それだけでそこまで強いつながりが生まれるのかも分からない。見終わった後に何も感想がない。
オープニングの最中に前回までのあらすじをおさらいしてくれるのはよかった。主題歌に関しては前期後期ともに調子がよく、それを聞くだけに見ていたといってもよいかもしれない。
見たことを後悔したのは初めて。