「アナと雪の女王(アニメ映画)」

総合得点
66.8
感想・評価
400
棚に入れた
2277
ランキング
2710
★★★★☆ 3.9 (400)
物語
3.5
作画
4.1
声優
3.8
音楽
4.3
キャラ
3.6

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お姫様の自立

※多少の偏見があることをお許しください。

アナ雪ヒットしましたねー。やたら流行りすぎて手をつけるのが遅れてしまいましたが、本作の全体的な感想として今までのディズニーと違ったな、というのが感想であります。まあそれはヒットしたわけですので、それなりに個人個人の違ったながあるわけですが、私個人としては、二人のヒロインが誕生したことと、ヒロイン像の脱却という意味で違ったな、であります。

元来ディズニーはお姫様が鉄板でありました。シンデレラから始まり、女性の夢物語りでした。女性らしさとはなんぞや?モテない女性はようするに母になれないことが女性らしくない?負け?というような観念が現代でもあるような気がします。当然男もそうですが・・・Facebookなんかでうpされものは、自分の友人は恋人とか子供とか、異性が含まれる内容でなければいけないみたいな、暗黙の空気が存在していて正直そのような異性リア充エピがない人はあまり活動していないように感じます。

シンデレラコンプレックスとは、男性に高い理想を追い求め続ける、女性の潜在意識にある「依存的願望」を指摘したシンドロームの名称。童話『シンデレラ』のように、女は今日もなお、外からくる何かが自分の人生を変えてくれるのを待ち続けている、としてこう名付けられた。wiki参照

シンデレラは不遇ではありましたが、何か努力をしたのか?と聞かれるとはてなであります。あの境遇から脱出すべく何か行動したわけでもありませんし、王子様に認められるために美しくなったわけでもありません。ただ、不遇というフェイクによって、努力を感じドラマになっているような気がしまする。

女尊男比とかいう言葉を多く耳にする社会にあって、本作の在り方は、そのシンデレラのようでもなく、自立した女性像を描いたものになっております。氷の女王エルザやアナは自分の在り方を自分で気づく内容になっていたりします。また男性の方も、理想の王子様像に少なからず刷り込み的な影響を受けていると思える。そんな意味では今回の王子は○○だったり、恋に落ちる男の方は○○であったりと、既成概念を踏襲した目線もあるような気がしまする。

投稿 : 2016/03/22
閲覧 : 253

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