ハヤブサ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
視聴2回目にて
私的神作のefメロディーズをもう一度じっくり観るために、メモリーズ視聴しました。私の好きなキャラ火村と優子の言葉に心傾けながら観ていきます。改めて観てもOP、演出、背景アート素晴らしいです。
優子 日本の教会にて‥「逢わなくちゃいけないひとがいるんです」
夕 外国の教会にて‥「俺は、待ってる人がいるだけだ」
「忘れたくない想いありますか‥」
夕 「千尋と一緒にいたいなら、覚悟しろよ」
優子 震災跡地にて「ダメですよ、こんな所にいては。終わってしまった過去の残骸を振り返ってまでみる必要なんてないんですよ」(優子の過去)
優子から景へ「あなたはいつまでも同じ処で足踏みしているんですよ。いつか誰かが手を引いてどこかへ連れて行ってくれることを望みながら‥」(過去の優子)
夕「どれだけ多くの山や川を越えれば、淋しさのない国に行けるのだろうか。そんな国はないことは実は知っているのだが、今日も新たに旅をしていこ」(夕の人生)
夕「人を待っていたんだ」
レンジ母「恋は下り坂だけど、愛は上り坂‥辛いこと苦しいことを背負って登らないといけないのよ」
優子から宮子へ「過去の残骸にとらわれてもいいことはありませんよ。」「あなたは温もりを知っています。優しさに触れた記憶があれば、間違った道を選ぶことはありません」(夕と優子の夢や希望)
夕「この世に奇跡なんてものは存在しない‥あるのは必然と偶然‥そして誰が何をしたか‥それだけだ」(夕の生き方)
夕「楽しさを知って、初めて淋しさを感じる。逆に不幸を知って初めて幸せを実感する。世界ってのは表裏一体なんだ‥悲惨なくらいな。お前達は自ら淋しさに足を踏み入れた」蓮治「どうして僕達を遠ざけなかったんですか?」火村「そうだな‥見てみたかったのかもなぁ‥俺と同じような奴が上手くいくかもしれないという夢を‥」「俺は多分‥お前や千尋がどうするべきかの答えを知っている」
優子 紘へ「全部大事だから全部手放したくないんですね」「けれどいつかどれかは手放さないといけない。諦めないといけない。1番大切なものを手放さないために‥」「決めないと全部失うことになりますよ」「捨てるのではありません‥あなたが捨ててもらうんです」「だから痛いのですよ」「だけど生きている限り、痛みからは逃げられませんよ」「一度結んだ絆を放すには身を裂くのと同じ痛みが伴います」「あなた達は耐えられますか?」
紘「耐えられなくても逃げられないんだよな」
優子 頷く「本当は最初から答えは決めていたんですね」
(優子は夕を愛しているからこそ、「愛してた‥」にさせる‥夕に自分を捨てさせる痛みはすでに覚悟していたんですね涙)
紘「答えを分かっていても、その意味を理解する勇気がなかった‥」
紘「なんか俺‥探してた色が見つかった気がする」
その後、紘は学校をやめ、景へ「ゴメンな」と告げて恋人とはならないフラグをたてる
景「時間はかかるかもしれないけど、私、大丈夫だから‥」
優子 宮子へ「また逃げるのですか?」「目を背けては何も得られませんよ」「でも‥あの人はがんばっています」「残念です‥見てみたかったのですが‥私と似た人が幸せになれるかもしれないって夢‥」
夕「本当にお前らは似ているな」
千尋「誰にですか?」夕「さぁ‥もう忘れたよ‥」千尋「火村さんが待っていた人ですか?‥」夕「それも忘れたよ‥」
千尋「人を好きになるってどんな気持ちですか?」夕「どうにもならない。気付いた時にはもう遅いんだ‥」夕「俺は何もしてないよ」「似てるな‥俺たちも(蓮治)‥」
夕「この世に奇跡なんてものはありはしない‥あるのは必然と偶然‥あとは自分が何をするか‥それだけだ」「愛した相手に手が届かなくなるのは辛いことだ。だがいつまでも引きずってると、心にその重さが辛くのしかかる‥」「忘れろとは言ってない‥だが、その重さを背負って生きていくのも生き方の一つだ」「お前にもそうしろとは言わないがな‥」(夕が選んだ道)
蓮治「火村さんがいつも教会にいるのは‥その重さを背負っているから?」
夕「さぁ‥忘れたよ‥」
蓮治「夢を叶えるにはどうしたらいいですか?」
久瀬「夢を叶えるには、夢そのものがないといけない‥こうなりたいというイメージ、意志‥想いという言葉でもいい。‥その想いを忘れずに‥ずっと想い続ける‥それが夢を叶える第一歩‥」「時には行動の結果が必然となり、それが偶然と重なって‥図らずとも夢が叶うなんてこともある。それが奇跡と呼べるかどうか分からないけど‥確かなことが一つある‥想いがなければ、何も起きないんだよ‥」
ラスト 優子「誰もが‥一度は神に祈ったことがあると思う‥たとえ何も信じていなくても、真っ直ぐな心で祈りを捧げる日が‥いつか必ずやってくる。誰もが探しているもの、誰もが求めているもの‥巡る想いと人々の絆がつくりだす‥その先にあるそれは‥」(メロディーへの伏線)
優子「あら‥こんばんは」
夕「ずいぶんながいこと待たせちまったな‥」
優子「お久しぶりですね‥夕君‥」
‥忘れたくない想いに願いを込めて‥
メロディー観た後ならば、ラストの夕と優子のシーン、自分と重なる者にかける言葉の重み‥感じます。今なら感動できます。
2周目観てよかったです。この重み、メモリーにはられた2人の伏線をもって、もう一度メロディーへと‥
‥夕の背負いながら生きている姿、優子の優しい姿を目に焼き付けられてよかった‥