みかみ(みみかき) さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
1クールでおk
「メディアとしてのアニメ独自の価値」というような視点にたてば、非常に良い作品だったと思う。
■1話:なにこれ、めっさかっこいい…
すげー!
こういう形で広告と、コンテンツとを連動させたか!ビジネスのやり方としても感動した。
とりあえず一話は文句なしで最高でしょう。
■2話以後
良い感じ。
■13話以後
ううん、まあ、もう終わっても良かったんじゃね?
最初5話ぐらいがマックス良かった。
後半は、なんか予想されるフォーマットの範囲内で話が推移する印象。
1クールだけの話にして超スタイリッシュアクションのアニメっていう位置づけでおわったほうがかっこよかったと思われ。
お話が不要。スタイリッシュなだけでおkでしょ、これ。
■真の仕事人は、サンライズの尾崎雅之さんというべきなのかな
いろいろと仕事したらしい。
これだけ難しい仕事をよくなしとげたな、と関心するよ、ほんと、
詳しくはまつもとさんによるアスキーの記事を参照。
ttp://ascii.jp/elem/000/000/657/657192/
「いきなりやって来て、『企業を引っ張ってくるから、こういう設定の物語を作ってください』では、クリエーターもやってられませんよね。企画立ち上げから一緒に悩んで、クリエーターがやりたいことを実現するための施策として生まれた設定だからこそ成立したのでしょう。」
とまつもとさんが書いてるけど、
そりゃそーだろなー
こういう経緯がないとできないのかもなぁ。クリエイターと一緒になって盛り上がれる、プロデューサーとか、ほんと理想的すぐる。
ほんとに偉いし、ものすごく理想的。
クリエイターは、プロデューサーのことを軽視してるわけでもないし、プロデューサーがクリエイターのことを軽視しているわけでもないけれども、両者の世界観がマッチせずに、衝突するような文脈だとね、絶対にこういううまくいかないしね。
すごい、すばらしいことだと思う。
尾崎 「広告収入だけではリクープには、もう全然、まったくと言っていいほど遠いですね。それに前述の通り、そもそもこの仕組みのスタートは儲けるためのものではありません。」
というのも、ほへー、っと思う。こういうところから、実績を一つづつ積み重ねていかないと、リクープするようなところまで、もってくのも大変だろうしね。
上の人が、アレだと、「なんで、そんな小さな額しかとれないんだ!それじゃ、やる価値があるのか?!」とか言われて、げんなりすると思うんだけどね。その点は気にせずに、まずは枠組みをつくるための実績づくりからビジネスをはじめている、っていうのもまじで偉い。いきなり、十分な額がとれるとか、ありえないし。まずは枠組みづくりから、だよなぁ。ほんとに。