退会済のユーザー さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
観てる最中何度も寝てしまった
1話で作品に入っていけずに断念してしまった・・・
入っていけない、というより次回を見る気になれない
2016.4.17追記
そうはいっても、日本アニメ界の中では重要な位置を占めることは確か。というわけで頑張って1期を観ました。
<物語>
ストーリーは単純で、女子高生が抱える家族の問題を主人公トモヤが解決することによって関係を深め恋人になる、というもの。
「あの花」とよく比較されるようである。ただし「あの花」はクラナドの9話までの話としか被っていない。クラナドはその後11話で2つの問題が解決される。そして、最後はナギサの問題をトモヤが解決して二人は結ばれることになる。また、ナギサの問題は物語の前半からすでに示されており、全体としてはナギサへ行きつくストーリーになっている。従って、「あの花」とは似て非なるものだろう。
物語の良さはシリアスなハーレム展開であり、悪さはストーリーの進行があまりにもささやか過ぎて遅いことである。この進行性の悪さがあまりにも酷いため2.0点。
<声優>
特に演技の仕方で注目すべきところはない。3.0点。
<キャラ>
ハーレム展開にありがちな、男勝りの女子高生とおしとやかな女子高生、勉学に長けた女子高生、幼児的女子高生の組み合わせであった。
ただし、脇役も重要な位置をもたされており、無駄のない役作りであったので3.5点はあげてもいいと思った。
しかしキャラクターデザインは、「女子高生の目が大きすぎて駄目!」という声が散見される。残念ながら同意せざるを得ないので2.5点。
<作画の評価>
全体にわたって特に注目すべきところはない。ただし時々挿入されるガラクタとナギサ?のやり取り(演劇のストーリーにつながる)は、おそらく倍以上は動画の数が増やされていたように思う。だから3.5点をつけてもいいが、作品全体の中で占める長さは非常に短いため3.0点。
<音楽の評価>
ナギサの大好きな「団子大家族」がedに用いられている。このためストーリーとedについては関連性が高くなっている。しかしopとストーリーの関連性は他の大半のアニメと同じくらいしかない。
また、作中のBGMも特に注目すべきところはない。
<泣ける人と泣けない人の違い>
僕はこのアニメを見ても泣けなかった。でもどこで泣いてほしいのか作者の意図は理解できた。
おそらくこのアニメは、コミュ力に限界を感じた人が幻想に浸る手段になっている。泣ける人は、「家族」「学校の友達」の存在に過剰な期待をしている。その原因として、幼少期~青年期に家族関係や学校生活における交流関係が希薄だったことが挙げられる。ただしこれは私見に過ぎない。
<全体的評価>
本作品は、人気原作の「恋愛ゲーム」の形式を色濃く残した作品になっていると思われる(プレイしたことはないが)。しかし、決してアニメーション作品として優れているわけではない。