ほすぃー さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白い。が、過大評価な気がする
とても良かった、22話までは。
22話までで何回か泣いてしまうくらい感動しました。特に1%を超える直前の紅莉栖回。涙なしでは見れません。
しかし、そこからが問題だった。
正直ラストの2話は弱かったと思います。
タイムリープものといえば最初と最後がつながってるなんてザラにあるのであまり驚きませんでした。
未来の自分からのメッセージ、これもありきたりだと感じました。
周りの友達はみんなこの2つに湧いたと言ってますがSFもの知らなすぎじゃない?と思いました。
まぁでもこの2つは必要不可欠と言っても過言ではないので割り切りました。
本当に期待はずれだったのはここから。
先ほど挙げた2つは別にいいんです。ただそこから最終回に向けて主人公が何をするか、どんな行動をするか、どんな選択をするか、そこがとても重要です。ありきたりな2つの要素を掻き消すくらいの度肝を抜くシナリオが必要でした。
未来の岡部が「自分を騙せ、世界を騙せ」といった趣旨の内容を言い放ったとき私は考えました。自分だったらどうするか…
ダメだ。血のりくらいしか思いつかん。
これが悪夢の始まりでした。
世界を騙すってんだからさすがに血のりなんつー簡単なことじゃないだろ。何か度肝を抜く展開が待ってるはず…
岡部は血のりを取り出しました。
まてまて、これはあれだ。血のりを持って行くけど直前でなんらかの原因で血のりが使えなったり、血のりでは世界を騙すことは出来ないと気付いて、そこから違う手段にでるはずだ。そこで今までのタイムリープの経験を生かして予想だにしない策を講じるはずだ。
「血のりが固まってる…っ!」
キタァァァァァァアア!!やっぱり血のりは使えなくなったか!てことはここからどうする!どうするオカリン!!まゆしぃは気になるのです!
「さぁこい!俺を刺してみろ!!」
は?
え?血のりがダメだから自分の血を使うってか?結局やってることは一緒じゃねーかよ!!ホントに?!ホントにこれで世界を騙せるの?!
私は腹を刺されて苦しそうにしている岡部を白々しい目で見つめていました。
そのまま完結。
ひとっつも予想を超えないつまらない2話でした。今までの面白さが全部吹き飛ぶくらい。
番外編のアメリカ旅行が唯一の救いでしたかね。あれのおかげで紅莉栖かわええで終わることができたので紅莉栖がかわいいアニメとして記憶しています。
神アニメって言ってる人はSF初めてなのかかな?まぁ確かに萌えとSFが合体した作品は初めてかもしれませんが、SFだけの完成度だとそれほどでもというのが感想です。
でも紅莉栖はかわいいです。フェイリスもニャンニャンしたいですね。個人的にはシャイニングフィンガーも好きです。