セメント さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
何がクニだよ
ク○ニしろオラァァァ
ギャグの完成度は非常に高く小ネタも豊富で、それだけ取ってみると案外秀逸な作品です
BLEACHやらFateやらエヴァやらの無秩序なパロディ、ヤドカリの話とかスコビルの話とか包茎の話とかの無意味なトリビアに、NDKや犠牲になったのだ等の無作為なスラング
4話の”ももじり~”、6話”俺の脳内でスパンキングしながらヒィヒィ言わしてやった”、8話”言うこと聞かないとパンツ下ろすぞ、俺が”・・・とネタ台詞が次々飛び交い、追うのに困難するくらい忙しないアニメでした
しょぼい戦闘シーンや中途半端なシリアスストーリーも笑ってごまかせるような、存在自体がギャグな作品と見て取れます
エロゲ原作アニメでありながら下手に気取ってしまって面白味が無くなる事態にはなっておらず、二話にしてヒロインが脱ぐという私個人の求めていた路線が定まっており、そこが良い点でした
しかしながら、ダメだしみたくなってしまいますが、イラツキさえ感じるキャラのドヤ顔感、必然性の見当たらない政治話などは目に余りました
神谷ヴォイスの主人公率いる他ほとんど全てのキャラがドヤ顔を惜しげなく披露しており煩わしい、また政治色においても、どれだけ良いこと言っていても所詮はアニメの一会話なんですからそこまで色濃く描かなくともと思うわけです
「Fate/Zero」に「ホライゾン」に「C3」に秋期はいくらでも、”戦闘作画がすごいアニメ”がありましたから、今作は完全に埋もれちゃってますね
10話の眼帯娘のスローモーション戦闘が私は一番ツボりましたね、まぁトータルで見て、動きで魅せる気のない茶番劇戦闘作画で、特に掛ける言葉も見つかりません
原作のシナリオ担当のタカヒロ氏の作品といえば、きゃんでぃそふとの「つよきす」や、みなとそふとの「きみある」など、アニメ化にはつくづく恵まれませんね
今作も、原作レ〇プまで行かずとも、ワーストアニメ候補に躍り出ており、心中お察しします
記憶しているだけでも、若本さん勝平さん飛田さん緒方さん立木さん藤原さんと、今の声優業界を支えてきたと言えるような錚々たる面子
私のあまり知らない、ゲーム方面で活躍なさっている声優さんも、ちょこちょこ混じってますが、基本は声優アニメの括りに入れて問題はないと思います
ただ「きみある」から継続して登場している揚羽様の演技は、力みすぎている感じがありましたがそれ以外は
そしてメインヒロインの川神百代役の浅川悠さんの声は、浅野真澄さんだと私しばらく勘違いをしていて、恥ずかしながら終盤でやっと気づいたんですよね
ということは、「Fate/SN」のライダー陣営(ry
それから6話のかなまら祭り回で、授かり雨を舐める、御前こと伊藤静さんとゴトゥーザ様こと後藤邑子のエロゲ声優顔負け、ならぬ声負けのエロヴォイスは聞く価値ありありですよ
今作含め秋シーズンのアニメは、今年の集大成と言わんばかりの声優アニメラッシュでしたね
OPはかっこいいですよね、「U-n-d-e-r--STANDING!/SV TRIBE」
初め聞いたときは”JAMプロ!?”と思いましたが、美郷あきさんをメインに、きただにさんや遠藤さんがコーラスで歌ってるんですね
昔のロボットアニメさながらの熱さを持っていて、秋期の中でも結構好きなアニソンでした
ただカラオケで検索しにくにのが難点です
クソアニメに限ってOPは素晴らしい事よくありますよね、そういう法則でもあるんでしょうかね
百代姉さん、そのなりで百合とかギャグにしかなってませんよw
戦闘狂の百代姉さんルートを基礎とする構成が下敷かれており、最後までそんな感じでした
でも私個人の見解では、5人に絞ったとして、あの中でわざわざ修羅の道を選ぼうとは、大和の気にはほとほと同意しかねます
そもそも女性キャラが多すぎるんですよ、「ホライゾン」もそうですが戦記物として大成したくば男性キャラもしっかり掘り下げてやることが大切です
掘り(ry
今作にも申し訳程度に男性キャラが出て来てましたが、いなくても話に支障がないキャラばかり
神奈川県クオリティですね
いずれにしても、マジ恋Sやマジ恋Rの販促アニメだったという認識しか持てませんね
まぁでも当のゲームの方は、アニメ効果で随分と速いペースで売れていったようなので、結果的に成功してると言えるのでしょう
真剣でこのアニメを見なさい
真剣でこのアニメは面白い
なんとかなさいみたいな、あーなにがいっかなー
すいません締まんなくて