Lovin さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
観た感じ
■情報{netabare}
原作:暁なつめ
原作イラスト:三嶋くろね
監督:金崎貴臣
シリーズ構成:上江洲誠
キャラクターデザイン:菊田幸一
制作:スタジオディーン
話数:1クール全10話
OP:「fantastic dreamer」
by Machico
ED:「ちいさな冒険者」
by アクア(CV:雨宮天)
めぐみん(CV:高橋李衣)
ダクネス(CV:茅野愛衣)
{/netabare}
■感想
知識:原作ライトノベル未読
鑑賞:TV放送
概要:異世界に行く話
設定:糞田舎で引き篭もりをしているゲーム少年が
普段はしない咄嗟の行動が仇となり・・・
見所
1.OP中盤にサブタイトルを出す変則スタイル。
初回のアレ、確かにあの発想はないな。でも面白い発想ではある。
素直にそう思うけど、レビューネタとして下品なものしか浮かばない。
だって冷静に考えたらお上品な話でも御座いませんでしょう?
それに指差して「ぷーくすくす」って笑うヤツなんて下衆いでしょう?
2.あの役立たずが最初にとった行動が物乞いという。
更に知力を必要とする職業は無理って、何気に引導渡されてるし。
でも{netabare}ヤツが放出するキラキラの輝きは亜美ちゃんのクレバス以来{/netabare}かも。
3.{netabare}ギルドのお姉さんの衣装は流石にンボッローンってなるやろ。
洗濯し過ぎって訳でもなさそうやしベルトもあるしファッションなんやろうけど、
あれは俯いたら絶対B地区見えるし、絶対ンボッローンってなるで。{/netabare}
4.この作品の世界観を如実に表すEDは好きだ。
転んでできた傷が瘡蓋に→土を離れ七つの海へ→降雨で洗濯物の心配という
折角日常から大海原に踏み出した途端日常に戻る残念っぷりがらしい。
それに何といっても{netabare}「七つの海お股にかける」{/netabare}だからな。
5.そういえば中盤の演出にヘタリア監督の「ボブ白旗」がクレジットされてたな。
調べてないから未だに「しろはた」なのか「ホワイトフラッグ」なのか知らんけど。
6.あの世界、ビジンダービームの発射口には想像以上の重力がかかる以外は、
不真面目でも運のステータスだけで生きていけそうで良い世界ではないか。
私に運は無いが、戦いには興味がないのでのんびり生きられそうな優しい世界だ。
冷静に考えれば、あれだけの大きさならば仕方の無いことだしな。
・・・でもやっぱりあそこに現実味は必要ないし、普段着には違和感があるな。
7.第8話を観たとき、私が偶にやるアレ再び、と思ったけど違ってた。
放送の空いた一週間でクエスト1つ終わってたから仕方ないけど微妙。
死してなお貶められるデュラハン、哀れみすら感じた。
8.クライマックス直前辺りはパンチ力不足が否めない気がした。
初心者が集まる街の日常を描いているのだろうが、少し退屈なうえ、
煽りを食った話ではそこだけで別に1話にできる内容が5秒の回想で終わったり、
巻いて巻いて巻き倒す展開だったのは残念だった。
でも逆に言えば、ああいう日常が展開する素晴らしい世界とも言える。
9.主人公のパーティーはポンコツ揃いだが、コントロールできるという条件付で
頭のおかしい娘は決戦兵器としての価値はあると考えていた。
クライマックスではその特性を存分に発揮していた。
また仲間が集結して脅威に立ち向かうという展開も良かった。
更に2期制作決定という支持者には嬉しいニュースもあった。
■蛇足{netabare}
ウクレレ善似郎。
{/netabare}