するめ♀ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
今までになかった、けれどこのアニメにはありえる、巨人が出てくる、少し残酷な、人生アニメ。
「死んだら、またリセットして生き返る――」
結構、アニメの設定ではこれが多々あるのですが…。このアニメは、本当に死んだら終わりなアニメ。また、戦争ではなく、巨人という、異世界感のあるものに殺される恐怖。
普通の人では、このようなものから逃れる一方だけど、自分から立ち向かって戦う勇気、そして仲間との協力が感じられる作品。
また、名をあげるならば、「ジャン・キルシュタイン」の成長ぶりや、その他キャラクターの、本当にこんな人いるな、っていう、そこがかなりのリアリティが出ている要因かもしれません。主人公だからヘタレとかではなく、本当に様々な人格がある中での話なので、とっても面白いです。
ですが、しいていえば、アニメではストーリーの話の進み方がかなり遅いことです。なので、30分のアニメでは、続きが気になりすぎて…。また、1期の最終話からも、続きが気になりすぎ、2期の時期も未確定で…。スラスラ内容を知りたい方は漫画で読むべきだと思います。
声優は、エレンが梶くんでよかったなぁ…と思っています。けれど、リヴァイの声だけは、いくら神谷さんが好きでも、本当に神谷さんでよかったのか…微妙なとこです。案外、ネットで吹き替えている人や、他の声優さんが合っていると言った意見もありますが…私もたまに思わされることがあります。
けれど、1度聞いてしまうと慣れてしまいますよね。あまり、声優さんについて、とやかくいうつもりはないですし、アニメを見てから、漫画を見た私には、根強いイメージはないので…。特にうまい評価はできませんが(;´・ω・)
音楽はさすが澤野さんといった、強い曲調だと思います。特に、立体起動の作画、その時に流れる音楽が合っていて、見ていて楽しいです。
キャラクター、また作画は、アニメーションにしたときに、漫画よりははっきりラインが描かれるものの、やはり少しラフな作画が、さすがIGだなと。いや、むしろ、IG感が出ているかもしれません。
考察としては、2クールもあったのに、全然話が進まないこと。それが一番の難点だと思います。なので、最初は「ワーワー」言われていた進撃ですが、廃れていったのは、漫画より進みが遅いこと。アニメで見る醍醐味としては、名言を大物声優さんの吹き替えで見られることと、立体起動の動く映像で見られることの2つだと思います。一気に話の正体について知りたい方は漫画で読むべきなのを、一言添えておきます。