剣道部 さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
あの日みた円盤を、僕はまだ観終わってない
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
ジャンルは、青春群像劇。SF要素もあり、「あの花」に近い作風ではあると思う。
北海道(洞爺湖)のご当地アニメという側面もある。
かなり古いアニメですが、当時としては作画も綺麗だし、独特の設定が光るアニメだとは思いました。賛否両論の作品ですね。
《以下ネタバレ》
【視聴断念(多分、6話くらい?)】
{netabare}
空に浮かぶ円盤が、何もしてこないという不思議な設定は面白かったと思う。が、大きな世界で小さなことをやっているのが、どうにも。
簡単にいえば、中学生男女の友情やら恋慕やらがぐちゃぐちゃに絡み合い、それを少しずつほどいていくという話。
他の方のレビューを見ると、完走された方に関しては、かなり高い評価をしている人も多い。
なんだか凄く、岡田麿里さん感を感じるのだが、一番の違いは、「引き」の強さじゃないだろうか。
岡田さんの脚本は、嫌~なドロドロがあっても、各話にきちんと引きがあって、次の話も観たくなって、そうこうしていくうちに物語に引き込み、終盤で爆発さる。ところが本作は、どうにもドロドロだけでその話が終わってしまい、次を見たいという気持ちが起きてこなかった。
どうやら終盤に大きな展開があるようだが、「ノエルの可愛さ」だけでは、私はそこまで辿り着けなかった。残念である。
{/netabare}