剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
転がり続けるイシコロ少女達の旅の果てには
[文量→中盛り・内容→雑談系]
【総括】
記録よりも記憶に残るアニメって、こういうのだよな、と思う。
いわゆる、雰囲気アニメ。
世界観は独特で、日本全国の自治体が独立国家となり、独自の文化を築き、国家間の争いは主に「猛者」と呼ばれる超常的な力を持つ者同士の決闘によって行われる。そんな中を何の力ももたない「モブ」の少女達がバイクで旅する。「THE BLUE HEARTS」の名曲を聴きながら。
とまあ、そんなアニメです。基本的にハイテンションなアニメで、怒濤のようにストーリーが展開します。全12話ですが、{netabare}「所沢編」「東京編」「名古屋編」「京都編」「広島編」{/netabare}に分かれ、各2~3話構成になっています。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
個人的に好きなのは「名古屋編」と「京都編」です。胸熱の展開でした。
私は「THE BLUE HEARTS」が(全歌手の中でも上位3つに入るくらいに)大好きなので、それだけでかなりのポイントアップでした(笑)
(ちなみに、カラオケで必ず歌うのは、「青空」「人にやさしく」「トレイントレイン」てすかね。好きな曲はいっぱいあるけど、ある程度メジャーなの歌わないと、皆ノッてくれないからね)
途中から作画が崩れたのが、雰囲気アニメとしては致命的でしたが。
でも、オリジナリティはクソほどあるアニメ。テンプレアニメに飽き飽きとしている方は、一度ご覧になってはどうでしょうか? (評価3ですし)そこまでの芸術性はないけれど、「スペースダンディ」「フリップフラッパーズ」なんかが好きな人には、合うかもしれません。
最後に、一句。
東北に 来てくれたって 良いじゃない
……お粗末様でしたm(__)m
{/netabare}