剣道部 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
陽だまりでぽかぽかと温まりたい方にオススメ♪
大好きな作品で、日常系アニメのひとつの到達点って思ってます。どれだけ好きかというと、全シリーズ観てるのに、「沙英・ヒロ 卒業編」を観られてないくらい好きw なんか、好きな日常系アニメって、自分の中でずっと続いていて欲しいんだよね。だから、ラストを観たくない。実は「のんのんびよりりぴーと」も、最終話だけ未視聴だったりする。誰か、同じ感性の方はいるだろうか?(笑)
さて、アニメの内容ですが、よくよく考えれば、いたってシンプルな日常系のアニメ。とりたてて良いところが紹介できず、客観的には、あにこれの評価(点数)も妥当のように思う。
自分にとっては、アニメにハマり始めた初期(2008年)に視聴したアニメで、「初のシャフト作品」「初の日常系アニメ」ってところも大きかったのかも。
シャフトの独特のテンポやザックリ省いたモブの描写、カラフルな色使いなど、アニメ若葉マークだった当時の私にとっては驚きの連続で、作品世界にずずずいっと引き込まれた。
いや、思えば宮子と出会った時の、ゆの のように、何かの扉を開けられたような気がするw
ひだまりに寝転がる猫のような宮子と、その回りでくるくる回ってる子犬のような、ゆの。いつもご飯を作ってくれたり、優しくもちゃんと先輩として接してくれるヒロと沙英。絶妙な四人だった(からこそ、二人の卒業は観られないw)。
お決まりのお風呂シーンも、最初は「いらないかな?」と思ってたけど、徐々にクセになっていった。エロい気持ちには全然ならず、自分の疲れも一緒に流してくれているような、ああそうかこれが萌えかって思った。
蒼樹うめ先生のキャラデザも、最初こそ ? って思ったけど、噛めば噛むほど味が出てくるというか、なんか大好きになった。校長もうめてんてーも可愛かった♪ ファンっす!
サブキャラも含め、みんなが本当に優しくて、正に「ひだまり」にいる様な作品。時系列バラバラなのも、個人的には好評価で、シリーズを観ていくといろんな事が補填されるというか、パズルのピースがハマっていくみたいで楽しい。それに、時系列がバラバラだからこそ生まれる「エンドレス感」は、どこかで「サンクチュアリ感」を生んでいるというか、ひだまりスケッチという汚れていない別世界を作り上げているひとつの要因だと思う。
ただまあ、「他の日常系アニメと何が違うの? 具体的に言ってみて?」と言われると、やはり難しい。ゆえに、好きってことは、理屈ばかりではなく、バリバリに主観なんだな~と思う。好きなんだから仕方ないじゃん!! って感じの作品です(レビューでも何でもないw)
【余談】
私は、ガンダム以外で(大人になって)初めて観たのが「とらドラ」で、次に観たのが「BLACK LAGOON」。そこでアニメに完全にハマり、「ひだまりスケッチ」→「桜蘭高校ホスト部」→「コードギアス」→「狼と香辛料」と観ていったので、(GEOで適当に選んだわりに、なんて神がかったラインナップw)今になって思うと、本当に幸せなアニメデビューをした、というか、上記作品を立て続けに観たら誰だってアニメにハマるって流れだったんだろーなーと思ふ。