剣道部 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ちゃんと終わらせていこうという、作品に対するスタッフの愛を感じる
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
たまゆらシリーズ、3年生になったぽって達の話。第2段。
前半、後半に分けて、ノリエとかエタンの話。
主人公だけじゃなく、サブキャラにもきちんと結論をつけていこうという優しい姿勢が素敵です。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
前半は、ノリエ回。これまで真っ直ぐに夢に向かってきた、ノリエ。そこに「現実」を突き付けてきた、兄貴。一旦、ブレる夢。しかし……といった内容。
まあ、昔ならパティシエとか、海外への修行とか必須だったかもしれませんが、今なら、東京で修行するだけでも世界目指せる気がします。4人の中では(旅館の跡継ぎ以外で)一番現実的な夢だったと思います(世界とかは別として)。そこに、「現実」をぶつけてきたのは、上手いなと。口笛師に「現実」ぶつけちゃうと、完膚なきまで、だからね(笑)
後半はカオタン回。4人の中では一番(夢を見つけるのが)遅れているカオタン。そのカオタンに、ある人からの依頼があって、その準備に追われる中で……という内容。
つか、この4人の進路的に、専門学校に進学では? んじゃ、受験勉強とかあんまり必要ないじゃん(失礼)w。意図的作画崩壊には、笑ったwww 他3人がクリエイティブな仕事を目指してるだけに、焦る気持ちも分かるけど、世の中色んな職業あるし、そこに貴賤はないから大丈夫なんだけどね。
メインキャラ4人に絡めつつ、サブキャラ一人一人にゴール地点を見つけてあげる、スタッフの作品愛を感じました。
{/netabare}