hiroshi5 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
複数要素の調和がこの作品を作り上げてると思う。最近話題なので更新しました!
はい。最近話題になっております、この作品。その流れに乗ってこの作品のレビューを書きたいと思ってます。
話題の理由は「オウム真理教元幹部の平田信容疑者が出頭する前に見ていた映画の一つ」ということだそうです。
まず、いつも通りの客観的感想から述べさせいて貰うと感動ストーリーの権化みたいな作品でした。
一番の魅力は感情移入のし易さ、作画のデキ、と山崎まさよしの傑作「one more time, one more chance」を主とする音楽ですね。
どれが一番優れていると聞かれれば多分作画でしょうが、それは当然のこと。新海誠監督で、映画なのだから。
まぁでも2007年とは思えないデキなのは確かですね。
この作品では「これが良いから、秀作!」という訳でなく、複数の要素との調和が見所なんだと思います。
まぁこれは実際に見た人にしか分からないでしょうが・・・(;^ω^)
まぁあえて言うなら、言葉では表せない良さというものがこの作品にはあります。別の言葉を使うと独特の雰囲気を持っているってことですね。
それを証拠にかなりの人がこの作品を複数回見てると思います。私も5回は見ましたね。
何というか、「和む、安心する」といった感情をこの作品を見ることで得られると思います。実際の話は結構切ないんですが・・・。
さて、ここからはマイワールドです。
個人的に感動したのは「雲のむこう、約束の場所」との関連性でした!
もともと場所が違うんで関わることは無いだろうと踏んでいたら、なんと同じ描写が出てるじゃありませんか!
というか、この作品で大きな役割を果たす駅の改札口が「雲のむこう、約束の場所」で出ている。
これは予め計画されたことだったのでしょうか?かなり気になります。
他にも同じであろう描写がチマチマ出てきてて、良かったです!!
それからこの作品で気になったのはシーン毎に出てくる鳥の存在です。あれは絶対何かを意味するんでしょうが、残念ながら鳥の知識が無い私にはその鳥たちの象徴どころか名前さえ分かりませんでしたガ━━(;゚Д゚)━━ン!!一匹は鳩だっとような気がするんですが・・・。あれ?カラスもいたっけか?(;´∀`)
5回見たとは思えないほどの記憶力ですね・・・w
でも案外そういう人多いんじゃないんでしょうか。和む、安心するストーリー展開だからこそ流し見する。事実私も流し見してますしねw
結局私は何が伝えたかったのやらw
要するに和む作品で、平田容疑者でも見てしまう様な一種の鎮静剤代わりの役割を果たしていると思います。
情緒不安定な方はこの作品を見て正常に戻りましょう!w